125ccで日本一周 番外編#1 親父の黒いCB-1
2002年9月23日。この世にまた無益な二酸化炭素排出機が生まれた。
私だ。
広島・呉の港から山を何個か抜けた先の小さな集落。母親の里帰り出産により、私は広島にて生まれた。
5歳。私が秩父から埼玉・朝霞に引っ越してきた時も、寝坊した時も、ずっと家の傍にあったバイクが有る。
CB-1。親父がずっと大切にしていたバイクだ。親父が高校生の時に兄貴から譲り受け、それから紆余曲折ありながらも筑波の実家にてずっと現役を張っていたらしい。
399cc DOHC直列4気筒エンジンの迫力はさ