20181105芳丸

与路で鎧でヨロヨロ



昨日は与路島仕事の日。

まずは、加計呂麻島へ渡り、
車で島の反対側へ走り
そこから
大好きな船長さんの船で与路島へ。

行きは
わたしひとりの貸切りで
のびのびうろうろと船からの
景色を堪能。

あの島に上陸するのおもしろそうだなあ~
この島はちょっと夜はこわそうだなあ~など
いろいろな島に上陸することを考えて
うきうきする。

帰りは
本土から来られたらしい
かっちりした黒いスーツのおじさま方が
5,6人同乗し
その中にまみれてしまい
都会の満員電車を思い出す。

なにやらキュウっと
やたら緊張してしまって
船からおりたら鎧を着たように
身体ががちがちだった。

なにか警戒すると
必要以上に分厚い鎧を着てしまう
このわたしの身体の癖。
もうええ歳なのだからなんとかしたい。
もっとスマートな鎧の着こなしが
できないものか。

まさに
与路で鎧でヨロヨロだ。

赤ちょうちんで
軽く一杯のんで帰りたいところだったが
呑み代よりも高い代行代を払うのも癪だ。

帰宅して
晩御飯をたべて
日本酒をあける。

ご近所さんに声をかけて
赤ちょうちんに明かりをいれて

他愛もないことを
ほろほろ話しているうちに
ほっとして
鎧がほどけた。

*ふやよみ あおきさとみ*



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