十王星南に心を奪われたオタクの話
十王星南という絶対王者が実装されたことにより突如同コンテンツ内4人目の推しとして浮上してしまったオタクの激重感情をどうしても何かに書き起こさないと私の精神が保てないため、そして仕事が手につかなくなってしまうためここに遺書を残します。
まず私が会長に抱いていた当初の感情。
それは生徒会長であり、一番星であり、藤田のストーカーであり。しかし逆に言えばそれだけだった。今後プロデュースアイドルとして実装される可能性があることは、最初からわかっていた。それでも特に気にも留めていなかった。
他のアイドルのプロデュースが楽しかった、面白かった、感動した、のは、偏にその“成長過程”があったからにほかならない。
いっぽうで会長は?既に昨年一番星に輝いた御仁。そして学内の頂点ともいえる生徒会長という立場。皆から尊敬され、崇められ、ファンクラブまで創設され。そういった経歴を持つ彼女に、プロデューサーの血が騒ぐかというと、もちろんそんなことはなかった。後に、私はまだ「可能性」という大きな夜空を知らなかったのだと気付かされる。
閑話休題、ここで私が好きになり、本気でプロデュースしたいと思った3人を紹介しておく。
まず一人目は藤田。最初に選ぶ3匹の学モンのなかで最も人間味を感じたからである。これは多分間違っていない予想だっただろう。信号機唯一の良心といっても過言ではない。ラブライブ!スクールアイドルフェスティバルでも私は最初にことりちゃんから入ったのだ。つまり藤田も可愛い。
二人目は花海妹。元気いっぱいの女の子が大好き、、というのはもちろんそうなのだが、彼女を好きになった理由は彼女のソロ曲である。そう、おにぎり。私は白米が大好きなのだ。つまりラブライブ!もかよちん単推しだし、花海妹を好きになるのに時間は必要なかった。転がるようにすっとんとんだよ。
三人目は有村。学マスの最推しであり、担当Pである。法被も作った、KAWAII。イラストレーター様に心から感謝を…。
しかし好きになった理由は不純、最初の10連で出たSSRだからというもの(くらちなも同時に出たんだけどね)。でもアイマスコンテンツってこういうのあるらしいからいいよね(震え)。
有村は、プロデュースすればするほどどんどん好きになっていったし、学マスにドはまりしてしまったのは彼女との出会いがあったからに他ならないと思う。有名な学マスユーチューバー様も仰っていたが「こんなにハマるつもりはなかった、軽い気持ちで始めた」というのは私もそのタチなのである。だからこんな「ふやけねこ」とかいうよくわからん名前になってしまったのだ。ちなみに飼っているのはうさぎ。
話を戻し、さてこの3人に何か共通なことはあるか?と問われると、びっくり特につながりはない。ただしそれぞれ、好きになる理由があるべくして好きになった、そういう子たちである。
じゃあ十王会長はどうか。どう考えても私が好きになるようなキャラクター性はない。絢瀬絵里は好きだったが、いうほどゾッコンでもなかった。
「花海妹と同じく、2500ジュエル配られるだろうしとりあえず引いとくか」そう考え、私は十王星南実装をバラ園で迎えた。
追加データのダウンロード完了。
ジュエルをプレゼントボックスから引き出す。
そして迎える10連ガシャ。そこに出た光景は
「君と出会い、夢に翔ける。」
まるで獅子を彷彿させるような荘厳なBGMを背に、彼女は君臨した。
その姿、立ち居振る舞いは倉本のソロ曲ワンダースケールを思わせる。あぁ、彼女が生徒会に倉本を引き込んだのは、自身の後釜に据えるためなのかもしれない、などと考えた。(その後イベントストーリーで答え合わせをすることになる。みんな読んでくれよな)
さてここからプロデュースの中身は割愛させていただく。というのも、研修でやり方学んでから
1周目:普通に親愛度上げ
2周目:親愛度9達成(A+ギリ逃し)
3周目:親愛度10達成
4周目:マスター装備枠開放
と何の問題もなく順調に歩んだからである。会長強すぎ。
キリトくんに憧れてMMO始めたような人間だから、手数が多くなるキャラクターの操作は大好きだしすぐ慣れる。
そして、私のことを蝕んだのは、そのストーリーの中身だった。
まずはスカウト。「今のままで満足するのか?」(意訳)というPの挑発。耳(目)を疑った。お前の目にはまだ可能性の海が広がっていると写っていたのか?俺にも会長にも写っていなかったのに。
こうして始まる二人三脚。そして、徐々にむき出しになる“生身”の会長。そのかわいらしさに、若干ときめきつつもあった。
そこで私は有村のプロデュースを思い出す。
『これまでの自分のイメージを壊して、新しいイメージへの挑戦』
これを、会長にも当てはめたP。なるほどと思った。彼女は初星の一番星。頂点に立った人間がその先に行くには、一旦今の自分を全部壊さなきゃいけない。
私は出会ってしまったのだ。最強のアイドルと、最強のプロデューサーが出会ってしまった、その瞬間に。
迎えた二周目。ここでようやくソロ曲の第1話を見ることになる。
「小さな野望」は、実は公開日に既に聞いていた。そのときには「一番星に相応しい曲だな」と、そう思った。あんなに勇ましい曲を堂々と歌う彼女には、やはり実力と才が兼ね備わっているのだろう、と。
しかしそれは裏切られる。良い方向に。
「貴女が頂点に立った時に、この歌を歌っていてほしい」
Pのその発言に、私は鳥肌が立った。こいつの目には何が写っているんだ。
そう、既に輝く星々の中で、さらにまだ輝けるという希望を、野望を、それを確信として持っているのだ。
その巨大な信頼を、やってやろうという気概で臨み、我が物にし、そして共に頂点に駆け上がっていく姿。まさに絶対王者、獣王の所業。
既に私はもう、十王星南という一人のアイドルを心から推していた。
ここからは余談になるが、好きになった担当アイドルのことは語らずにはいられない。これまでの3人はじっくり育ててきた愛情だから少しずつ友に共有することで抑えてきた。
しかし彼女は違う。一気にクソデカクソ重感情に成長させられた。いやらしかおんなばい。
まずその苗字。何度も触れてきたが、あれはもう本当に初星学園というジャングルの大帝に相応しい獣王なのよ。よくもまあ100で表してくれたもんだよ。
んで基本的に人ってのは100点を満点とするじゃない。だから十王星南はトップなんでしょ?でももうすでに成長しきっちゃってるということだから100なんでしょ?
でも他のアイドル、特に花海咲季なんかは120、いやそれ以上を目指すキングじゃん。だからそれでも負けないようにPは十王に100を超えさせようとしてるんだろ?なぁに考えてんだ学マスくんはぁ
それから名前。いやこの名前が大問題。私の中では。
星南ってなに。ほんまに。そらな?初星の、一番星で、プリマステラだから星がつく、よーーーーくわかりますわそんなこと。
問題はそこじゃない。
彼女の誕生日は12/7なんですね。天体に詳しくない人は今からお勉強の時間です。
冬の星空ってめちゃくちゃ綺麗なんですよ。それはもちろん空気が澄んでいるからということもありますが、特に12月は有名なオリオン座をはじめ北極星と北斗七星、カシオペア座、おおいぬ座、ふたご座、こいぬ座、おうし座など本当にたくさんの星座が見られます。さらには冬の大三角、冬のダイヤモンドが輝き、「冬の天体を一番感じられる月」が12月なんですね。
そして来月になったら明かりが無い地方の屋外で空を見上げてください。実は北の空には北極星とカシオペアが見える程度ですが、南の空に多くの星座やダイヤモンドに位置する1等星が多く輝いているんです。
そう、南の星はたくさんあって、そのどれもが強く輝いていてきれいなんです。
その中で一番星になってほしいと期待を込めて「星南」と名付けたのだとしたら、クソ重感情すぎる。期待が熱すぎる。
これを一身に背負って堂々と生徒たちの前に立って「私を目指しなさい!!!」って言うの、王者の風格ありすぎるだろ。
十王星南、私を狂わせた女。やめてくれよほんと。学マスくんには足向けて寝られない。
ところで2月の初陣公演、推しが3人中2人出るわけですがどうしてくれようか。アソビストアとにらめっこしてる昼です。
ここまで駄文を読んでくれてありがとうございました。