危機を超えて
先日、小学1年生の子どもがいる友達が「1週間もう夫と話していない。離婚してやる!」と息巻いている現場に遭遇しました。
私は遅れて和に加わったので詳細は分かりませんが、その話を聞いていて、うちも大きな離婚の危機があったなぁと思い出しました。
そしてそれは友達と同じ、第一子が1年生になったちょうど今の時期! 子供の節目は家族全体の節目でもあるのかも知れませんね。
きっかけは些細なことだったのです。
それがずっと尾を引いて・・・
家族でいても夫が私の存在がないかの様な振る舞いをしていたのです(あくまで私目線です。)次第に「なんてダメな私。ダメな母親に育てられて子どもがかわいそう」そんなふうに考える様になりました。そして離婚届を置いて、どこかに消えてしまいたい。文字通り消えてしまいたいと思っていたのです。
今振り返ってみると、夫は仕事や家庭が思い通りにならない怒りを溜めていて、口を開けば私を攻撃しそうなのでコミュニケーションを遮断していたのではないかな、と思えます。私をそれ以上傷つけない様な配慮だったのではないかな、と。
当時夫は2週間海外出張をして週末帰り、また翌週から2週間出張・・・というのを繰り返していました。
そんな状態が4ヶ月ほど続いていて、私は体調を崩すし、心は死んでいるし、自分ではどうする事もできませんでした。
そんなある時、出張中に夫が私が昔書いていたブログを読み直したらしいのです。何がどう心を動かしてくれたのか、詳しくは教えてくれませんでしたが、それから和解し、やり直すことができました。
しかし私はすぐに心開くことはできませんでした。もう夫は怖くない存在だと頭では理解しても、どうしても恐れる心が出てしまう。そんな中で和みのヨーガに出会い、認知真理学を知る内に、やっと夫と対等に相談したり、何でもない話をしたりできる様になりました。
この出来事を思い出す内に、自分を救ってくれたのは、昔の自分が記したブログだったということも思い出しました。
私はおしゃべりを聞くことはとても大好きなのですが、自分から話すことがあまり得意ではありません。書き出すことで自分の想いを表したり、整理したりしていました。学生の頃は、それこそ息をするように書いていました。(文字に頼りすぎて声に出すことを怠っていたとも言います。笑)
子育てが始まって、子供が増えるにつれて、段々とその時間が無くなって、自分自身のことを後回しにしていた結果が離婚の危機だった様に感じます。
自分自身を大切にすると、相手のことも受け入れられる様になります。
自分自身を大切にする、自分と向き合う時間、それが私にとっては文字を紡ぐことだったのだと、こうしてまた毎日ブログを更新することを始めた今、気がつきました。
今では夫と仲良いですよ。
こんな感じに↓