「本を理解するために本を読む」
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昨日、本屋に行った。
その時に、思い出した言葉がある。
大学生の頃、漫画以外の本は読むことが少なかったし、「本を読むと良い」と教員の方とかがよく言っていたけれど、何が良いのか 全く分かっていなかった。
そんな状態で3年生の冬になった。あと数ヶ月で4年生になる、それぐらいの時期。
大学の先輩に言われたことで、自分は本に対しての意識が変わった。
「本を読むと自分の知識が必要になる。
だから必然的に自分から知識を蓄えようとする。」
と言っていた。
要は本を理解したいなら、
本を読んで知識を増やすことが必要だということ。
これを言われた2日後にはそれまで、漫画だけを買いに行っていた本屋に小説を買いに行った。
その時に買った小説は、
今村夏子さんの「むらさきのスカートの女」だった。
これは事前に調べて購入をしたわけではない。
本屋に行って、表紙とタイトルに惹かれたことと、帯の紙が好きな紙質だったということから購入した。
この本を読むにあたって、
・しっかり言葉を理解するために分からない単語は意味を理解出来るまで調べる。
・調べた後は単語の意味を実際に単語が使われた小説の文章に意味が合うように、自分なりに変換する。
・単語の意味と読み仮名をノートに書く。
というルールを決めた。
こうすることで、意味を理解出来るだけでなく日常的にも使えるようになると思ったからだ。
実際にやってみて、当然、本を読み切るまでに結構時間がかかった。しかし、それまで怠っていた、「勉強する」ということ・「知識を増やす・語彙を増やす」ということをどのようにやれば良いのか分かった気がした。
社会人になって、勉強はしなくなった。
しかし、知識を増やすべきだなと感じる場面が多いことに変わりない。
また、少しずつ始めてみようかな。
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