不器用でも失敗しにくい歯間フロスのやり方
こんにちは、同時に複数のか所に注意を向けるのが苦手な平岡まおです。
例えば、車の運転。。
道路の中央をたもって、信号が赤か青か見て、歩行者や対向車ががいるかいないか、確認して、、そんなの全部同時にできません。(頑張れば数分程度はできます。)
そんな私が苦手でやってこなかったことの一つに、はみがきの時の歯間フロス(デンタルフロス、糸ようじ)があります。U字に糸が張ってあって取っ手が付いているやつと、ただの糸タイプとありますよね。
歯医者さんには糸タイプを勧められることが多かったのですが、指で糸を張るのと糸を歯の間に通すのが同時に出来なくて、習慣になりませんでした。(ちなみに取っ手付きのタイプもいまいち力のコントロールがしにくくて、勢い余って歯ぐきを傷付けてしまったりして嫌になり、買うことはあっても使いきることはありませんでした。)
そんな私が、1,2年前の検診の時、歯科衛生士さんにその悩み(不器用でできない)を打ち明けたところ、簡単な歯間フロスの使い方を教えていただけました。
その方法で歯間フロスができるようになり、今では1日1回、フロスを通す習慣が身に付きました!
新しい虫歯は殆どできなくなり、口内環境の改善を実感しています。
同じような悩みを抱える方とシェアできたらいいな、と思ったのでやり方をご紹介させていただきます。
使うもの
・糸タイプの歯間フロス(細め、ワックスタイプの方が通しやすい)
やり方
・手を広げたときの親指と小指の先の距離の2〜3倍くらいの長さにフロスを切る
・切ったフロスを2つに折って、重なった端の部分をまとめて片結びしてフロスを輪にする。(結び目が取れにくいように2回結んでおくとよい)
・輪になったフロスを両手で持つ。手のひらを下向きにし(人差し指が内側、小指が外側に来る)、小指から人差し指の第1関節くらいまでを輪の内側に入れ、外側の親指と内側の人差し指でフロスを挟む。
・小指、人差し指+親指を広げ、輪にテンションをかける。
・人差し指と人差し指の間のフロスを使い(小刻みに動かしながら歯の間を通す)、1か所終わったら輪を回して使う場所をずらして次のか所に進む。
小指が手伝ってくれるのでテンションが簡単にかけられます。よく最初に教えてもらうように指に巻きつけるのでなく、挟むだけなので、ずらすだけで新しい場所が使えます。
入れた方向から抜けなくなってしまったら、輪を切る必要がありますが、片側に寄せるのもやりやすいので、私の場合は今まで輪を切らないといけない状況になったことはほとんどありません。汚れた場所を手で持つことになるので、それが嫌な方や、すぐ手を洗える環境にいない時には使いにくいかもしれません。
どこを重点的に磨いたらいいかは、検診等で歯科衛生士さんが教えてくれると思います。私と同じように不器用で歯間フロスを使うことを諦めていた方がいたら、ぜひ試してみてください。歯ブラシで取りきれなかったヨゴレがとれてスッキリしますよ。
※フロスを輪にして使う方法にはサークル法という名前があるようです。私の説明で分からなかったら、検索してみてください。