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スウィートポテトパープル(SWEET POTATO PURPLE) ブングボックス(BUNGUBOX)

今日はSWEET POTATO PURPLEというインクの紹介をします。


スウィートポテトパープルは神保町にあるBUNGUBOXという文具店のオリジナルインクです。特徴的なヒールシェイプボトルに入っています。

このインクはその名の通りサツマイモの皮をイメージした紫色のインクです。

どうやらゴールドフラッシュが起こりやすいインクのようで、結構激しくキラキラと輝きます。今回使用した5種類の紙のうちで竹紙を除く4種類でフラッシュが確認できました。

SWEET POTATO PURPLE×トモエリバー/クリーム

トモエリバーに書いたもの

トモエリバーはにじみやかすれが起きにくいという特徴を持ち、しっかりとした書き心地をしています。今回はクリーム色の用紙を使用しました。

インク名はカリグラフィー用のつけペン、文字はペリカンツイストの中字Mとガラスペンを使って書きました。

深みのある赤紫色をしています。しっとりとした紫色がサツマイモの皮にそっくりです。

字幅のあるつけペンで使用するとインパクト大な色になりますが、万年筆やガラスペンで使用する際にはとても暗い紫色になるので普段使いしやすいと思います。

SWEET POTATO PURPLE×iroful/イロフル

イロフルに書いたもの

iroful/イロフルという紙はインクの色・濃淡をくっきり鮮やかに表現できる特徴を持ち、しっとりとした書き心地をしています。

こちらもインク名はカリグラフィー用のつけペン、文字はペリカンツイストの中字Mとガラスペンで書いています。

鮮やかさを感じる赤紫色になりました。今回使用した紙の中で一番青みが強く発色していると思います。

文字の縁を彩るように金色のフラッシュが出現しました。

SWEET POTATO PURPLE×10 グラフィックに適した用紙

10 グラフィックに適した用紙に書いたもの

グラフィックに適した用紙はスライド式リングレスノートであるSlideNote(スライドノート)のリフィルとして発売されているケント紙です。絵を描くことに適した用紙ですが万年筆で文字を書くと滑らかな書き味が楽しめます。

こちらの文字に使用したのもインク名はカリグラフィー用のつけペン、文字はペリカンツイストの中字Mとガラスペンです。

くすみの強い赤紫色に発色しました。

ゴールドフラッシュは広範囲に現れますが輝きが控えめに感じます。

SWEET POTATO PURPLE×MEETS TAKEGAMI A4 PAPER

竹紙に書いたもの

MEETS TAKEGAMI A4 PAPERは100%国産の竹で作られたサスティナブルな紙です。一般的な紙と比べて表面にわずかな凹凸があり、個性的な書き味をしています。

こちらの文字もインク名はカリグラフィー用のつけペン、文字はペリカンツイストの中字Mとガラスペンで書いています。

少しくすみのあるプラム色になりました。ややピンクみも感じられます。

この紙を使用したときだけゴールドフラッシュが現れませんでした。インクをよく吸う紙だからかもしれません。

SWEET POTATO PURPLE×ケント紙

ケント紙に塗ったもの

ダイソーのKENT PAPER(ケント紙)にインクを塗りました。

はがきサイズで厚みがあるので絵を描いたり色見本を作ったりするのに便利で重宝しています。

色の濃い部分と薄い部分を楽しみたかったので水筆を使ってラフにインクを塗りました。

深みのある赤紫色に発色しています。色の淡い部分には黄色や青色がにじんでいることから思っていたよりも色の揺らぎがあるインクのようです。

まとめ:SWEET POTATO PURPLEはゴールドフラッシュが輝くパープルインク

SWEET POTATO PURPLEはサツマイモらしさのある深い赤紫色のインクです。

暗い色で普段使いしやすい上にゴールドフラッシュも楽しめます。紫と金の組み合わせはとてもゴージャスで美しいです。

水で伸ばした際には色の揺らぎが現れたので、このインクでイラストを描くと繊細な色合いが楽しめて面白いかもしれません。

機会がありましたらぜひ試してみてください。

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