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丸善アテナインキ 日本橋・蒼空
今日は、丸善日本橋店限定で発売されている日本橋蒼空というインクの紹介をします。
日本橋蒼空は、第13回丸善世界の万年筆展に合わせて作られたインクです。
日本橋から見上げた春の空をイメージしており、際限なく広がる空のように気ままにペンを走らせたくなる気持ちの良い青さが特徴だそうです。
日本橋蒼空×トモエリバー/クリーム
![](https://assets.st-note.com/img/1646551777244-8z0LK0fVJZ.jpg?width=1200)
トモエリバーはにじみやかすれが起きにくいという特徴を持ち、しっかりとした書き心地をした用紙です。文字はプレジールの中字Mで書きました。
書いた文字は明るく透明感のある水色をしています。爽やかな色合いで春にぴったりです。
少しミルキーさを感じる青色をしているので、桜のような淡いピンク色とも相性が良さそうです。
日本橋蒼空×iroful/イロフル
![](https://assets.st-note.com/img/1646552172309-gE2seHlNWF.jpg?width=1200)
iroful/イロフルという紙はインクの色・濃淡をくっきり鮮やかに表現できる特徴を持ち、しっとりとした書き心地をしています。
こちらの文字もプレジールの中字Mで書いています。
日本橋蒼空とイロフルの組み合わせだとインクがドバドバと大量に出るようで、書いた文字がかなり太くなりました。
書き心地としては気持ちいいのですが、書いた文字が潰れやすいので注意が必要だと思います。
明るい青色が澄んだ発色をし、文字の濃淡が青空のようで美しいです。
日本橋蒼空×グラフィーロ・ペーパー
![](https://assets.st-note.com/img/1646552197889-NXh2oFE7ec.jpg?width=1200)
グラフィーロ・ペーパーは「ぬらぬら書く」をコンセプトに作られた紙で、明瞭な文字の輪郭とぬらりとした書き心地を両立させています。
こちらの文字に使用した万年筆もプレジールの中字Mです。
この用紙で書いた文字が一番ミルキーな色合いのように感じました。少し白の混ざった明るい青色のように見えます。
春の空らしく柔らかい晴れやかな色です。
日本橋蒼空×ケント紙
![](https://assets.st-note.com/img/1646551886312-0lKVxoTcEV.jpg?width=1200)
インクを筆で伸ばし、水でぼかしました。
使用した用紙は、ダイソーで売られている25枚入りの一番薄いケント紙です。
こちらの紙に描くと鮮やかな青色に発色しました。
ぼかしてグラデーションをつけるだけで、まるで青空を描いたように見えます。
まとめ:日本橋蒼空は春らしい柔らかさのある明るい青色のインク
文章を書くよりもポイント使いに向いているインクだと感じました。絵を描く際に使用しても美しい色合いが楽しめそうです。
白が混ざっているかのような柔らかさのある発色なので、まさに「春」の空の色を表現したインクだと実感できました。
普段は明るい青色のインクは使わないのですが、このほんのりとミルキーな青色にとても惹かれました。使うだけで春を感じられる楽しい色です。
もし機会がありましたら、ぜひ試してみてください。
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