山吹色 東急ハンズ限定 文具祭り2022オリジナルインク
先日東急ハンズの文具コーナーに立ち寄ったところ、東急ハンズオリジナルインクがいくつか割引されているのを見つけました。
2022年2月から3月にかけて東急ハンズで開催された文具祭り2022の際に、イベント限定オリジナルインクとして販売された山吹色と代赭色の2色です。
イベント期間中、私はその2色のインクを購入するか迷っていたのですが色見本が少なかったことから購入を見送っていました。購入を迷ったインクが割引になることは珍しいと思ったのでこの機会に両方共購入してみました。
そこで今回は、文具祭り2022オリジナルインクである山吹色の紹介をします。
文具祭り2022オリジナルインクは全3色あり、3色それぞれが夕暮れ時の色の移り変わりを表現しています。
今回紹介する山吹色は夕暮れが始まったばかりの空の色をイメージしているようです。
山吹色×トモエリバー/クリーム
トモエリバーはにじみやかすれが起きにくいという特徴を持ち、しっかりとした書き心地をした用紙です。文字は字幅をM程度まで改造したプレピーFとガラスペンで書きました。
山吹色という名前のインクですが、マスタードイエローのような色をしています。
イチョウの葉を思わせる色で秋に使いたくなるインクです。
インクの濃くなった部分が枯葉のような色のため更に秋っぽさが出ています。
山吹色×iroful/イロフル
iroful/イロフルという紙はインクの色・濃淡をくっきり鮮やかに表現できる特徴を持ち、しっとりとした書き心地をしています。
こちらの文字もプレピーとガラスペンで書いています。
くすみと深みのある黄色です。他の紙に書いたものより少しだけ鮮やかさが増しました。
稲穂のような黄金色にも見えます。
山吹色×グラフィーロ・ペーパー
グラフィーロ・ペーパーは「ぬらぬら書く」をコンセプトに作られた紙で、明瞭な文字の輪郭とぬらりとした書き心地を両立させています。
こちらもプレピーとガラスペンで書きました。
ほんの少しだけ赤みを感じる深い黄色をしています。
東急ハンズの公式サイトに色の濃淡が楽しめるインクだと書かれていましたが、ガラスペンでも濃淡がしっかり現れたので驚きました。他のインクと比べてガラスペンで書いた時に濃淡が現れやすいです。
山吹色×MEETS TAKEGAMI A4 PAPER
MEETS TAKEGAMI A4 PAPERは100%国産の竹で作られたサスティナブルな紙です。一般的な紙と比べて表面にわずかな凹凸があり、個性的な書き味をしています。
こちらの文字もプレピーとガラスペンで書いています。
少し赤みのある暗い黄色になりました。
色が濃くなり字幅も少し細くなります。竹紙がとても良くインクを吸うためかもしれません。
山吹色×ツバメノート インクコレクションカード
インクコレクションカードにインクを塗ったり書いたりしました。インクコレクションカードはツバメノート特製の中性紙フールスを使用した名刺サイズのカードです。
ガラスペンと万年筆で文字を書き、インクを塗った部分は少しだけ水筆でぼかしました。
他の紙に書いたものよりも赤みが強く出ているかもしれません。やや赤みのある暗い黄色になりました。
万年筆で書くと少し鮮やかな発色に、ガラスペンで書くとこっくりとした発色になります。
まとめ:山吹色は秋っぽさのある黄色インク
紙によって少し発色は変化しますが、どの紙に書いても黄色い落ち葉のような色になりました。
深みのある黄色なので文字も読みやすく秋のお手紙にも活躍する色ではないかと思います。
もし機会がありましたら、ぜひ試してみてください。