茜雲インク-あの日の夕焼け-　Kobe Ink物語シリーズ

2022年4月1日 18:46

今日は、茜雲インク-あの日の夕焼け-というインクの紹介をします。

茜雲インクは、物語性のある紙雑貨が人気の「九ポ堂」とナガサワ文具センターが販売している「Kobe INK物語」とがコラボレーションをして作ったインクです。

茜雲インクにはその色にまつわるショートストーリーが付属しており、お話を読んでからインクを使うことでその世界観に浸ることができます。

茜雲インク-あの日の夕焼け-×トモエリバー/クリーム

トモエリバーはにじみやかすれが起きにくいという特徴を持ち、しっかりとした書き心地をした用紙です。文字はKACO RETROのEF極細字で書きました。

書いた文字は黄みを帯びた暗い赤色をしています。クリーム色の紙との相性が良く、非常にノスタルジックな雰囲気になりました。

iroful/イロフルという紙はインクの色・濃淡をくっきり鮮やかに表現できる特徴を持ち、しっとりとした書き心地をしています。

こちらの文字もKACO RETROのEF極細字で書いています。

こちらの紙に書くと古びた郵便ポストのような色合いになりました。落ち着いた赤色です。

グラフィーロ・ペーパーは「ぬらぬら書く」をコンセプトに作られた紙で、明瞭な文字の輪郭とぬらりとした書き心地を両立させています。

こちらの文字に使用した万年筆もKACO RETROのEF極細字です。

色が淡く発色したことで柔らかい印象になりました。インクの濃い部分は茜色に、薄い部分は朱色のように見えます。

MEETS TAKEGAMI A4 PAPERは100%国産の竹で作られたサスティナブルな紙です。一般的な紙と比べて表面にわずかな凹凸があり、個性的な書き味をしています。

こちらの文字に使用した万年筆もKACO RETROのEF極細字です。

塗りつぶした部分はインクの色がかなり濃く発色しました。とても暗い赤色の中に少し黄色も混ざっています。

インクを筆で伸ばし、水でぼかしました。

使用した用紙は、ダイソーで売られている25枚入りの一番薄いケント紙です。

ただぼかしただけですが、夕焼け空のようなグラデーションになりました。暗い赤の中にところどころ黄色がにじんでいます。

色の移り変わりが大変美しいので、イラストを描くのに適したインクだと感じました。

文字を書いている時にはわかりませんでしたが、筆でぼかすことで夕焼けらしさを強く感じることができました。

インクの色や箱デザインには少し不思議な物語の世界観がぎゅっと詰め込まれているので、ファンタジーが好きな方にはたまらないインクなのではないかと思います。

もし機会がありましたら、ぜひ試してみてください。

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