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正しく傷つくべきだった

大丈夫,大丈夫 正しく傷つくべきだった.怒るべきだった. みないふりをした.自分が弱かったから. DRIVE MY CARを観た.一番心に残ったセリフが,冒頭のもの.

    • コミュニケーションは双方向で作るもの

      コミュニケーションが成立しなかったとして,どちらかが一方的に悪い,とはならない.受け取る準備ができていないのだろう,受け取られる形にできていないのであろう.あるいは,自分は受け取れていない,ということを伝えられていない. コミュニケーションの量が足りないのならば,それはお互いにコミュニケーションの量を増やそうとしなかったのであろう. 返事が返ってこないのであれば,返ってこない状態・関係性を作ってしまっていたのだろう.関係性は(ふたり,あるいはそれ以上の)間にあるものだ.間

      • 対等であること

        対等であることはとても大事.無自覚の侮り,見下しを人は敏感に感じ取る.どんな関係であろうとそんなものはないほうが良いだろう. とはいえ確固たる根拠があれば,甘受される(するしかない)ケースもある.(勝負事で負けている,実績の優劣,権力勾配など). しかしたまに勘違いするケースがあるようだ.虎の威を借る狐のような.SNSでは「配偶者の威を借る女性」の例がよく挙がるが当然男性にもある. このケースは根拠のない見下しだ.これはすこぶるタチが悪い.なんたって根拠がないのだ.根拠のな

        • 自分が得意だと思っていたものは

          教育ではなく説明だった. ここでは説明とは,他人になにかを理解させることとする. ある一つの概念を理解させるのは意外と簡単で,なぜかと言うと,いろんな説明の仕方で攻めてみればいいだけだからだ.すべてとは言わないが基本的にうまくいく.相手が理解しやすいものが一つひっかかればいいからだ.説明の対象が自分が理解しているものならば単純な話だ. しかし今自分がやりたいのは,教育である.人を自立させることである. 自立と(説明の結果としての)理解とでは,因果関係は成り立たないなぁと感

          いまはまだ,という心持ち

          なにかうまくできないことに出会った時,いまはまだ,という心持ちでいる. ・できない,ではなく,いまはまだ,できない. ・わからない,ではなく,いまはまだ,わからない. なぜそうしているのか,そうしたいのかというと,いつかはできるようになる,少なくともそういう可能性がある,と信じているからだ. ある種の自信と言えなくもない. 全てができるようになりたいわけでもないし,そうなれるとも思っていない.しかし自分の可塑性を信じている.やろうと覚悟を決めて時間を注ぎ込めば,できるよう

          いまはまだ,という心持ち

          嫌いなものについて

          嫌いなもの - 愚痴(誰かを悪くいう)ばかりの人 - 根気がなく,できない理由ばかり探してしまう人 - 頼んでもいないのに比較して評価しようとしてくる人 - 収入などの基準で誰かを見下すような話をする人 人間の価値というものは,人生の価値というものは,わたしが思うに,心持ちや,誇りや矜持や意地だと思う.どうあろうとしているかだと思う. よくあろうという気持ちが一定以上強ければ,せめて語る言葉が変わるだろうと思う. 悪口を言ってしまうときもあるだろう,比較してしまうこともあ

          嫌いなものについて

          20210224 雑談について

          雑談において重要なのは,話題ではなく,話し相手である. 愚痴をひとしきり書いて消した.無益なので. 自分は他人との会話が苦手とは思っていない.傍からみたら違う評価になるかもしれないが.個人的にはそう考えている. これは楽しさや興味深さを感じない会話だと判断するとわかりやすく話す気をなくしたり,隠そうともしなかったり,というだけだ. - 楽しくなかったから相手に興味をなくした - 相手に興味がないから,楽しくない これは鶏卵問題で,どちらが正なのかはわからない.おそらく

          20210224 雑談について

          20210212 靴下の結論

          以前このような記事を書いた. 暫定の結論がでたのでしたためておく 結論としてはモンベルの靴下.以前言及したメリノウールの靴下ではない. 700円+税という価格だが,もう少し安め(500~600円?)の靴下屋の製品とよりだいぶゴムの具合が圧倒的に良かったので7足まとめ買いした. メリノウールのものも合わせて試してみたのだが,毛羽立ちがすこし気になった(履き心地に不満はない)のと,こちらのほうが安かったので,これに決めた. これを一年ごとに買い換える方式であと数年はいくと思う

          20210212 靴下の結論

          20200604 格差とか差別とか偏見とかに思うこと

          良くないことだと思う.それだけ.これは教育の賜物であろう. それが良くないから,なにか活動しよう,声をあげよう,デモをしようとは全く思わない.特になにかの流行りのような雰囲気を感じたならばなおさら.誰かを責めようとも思わない.身近な人がおかしなことをしていたらすこし話をし諌めるだろう.それくらい.これについて熱くはなれない.掲題にあげたようなことが悪であることがマジョリティの共通理解ならば,解決に向かうことが確定していると思う.規定路線であるならば,急激に世界を変えようとは

          20200604 格差とか差別とか偏見とかに思うこと

          20200404 引用

          「すべての人に同情する」ということはーー我が隣人よ!それは君自身を過酷に扱い,虐待することではないだろうか。 ニーチェ『善悪の彼岸』

          20200404 引用

          20200403 嵐の夜に

          世間知らずの私でもわかるほどに,不安と焦りや怒りや悲しみ,いらだちが徐々に浸透してきている. そういうときに考えるのは,いつも自分にできる最善のこと. 当然すぎてたまに忘れることとして,自分にできることしか自分にはできない.自分のコントロール不可能な範囲は,当然コントロールできない.定義からして自明であるが. コントロール不可能な範囲に対してできることは,観測し,予測すること.そうして,コントロール可能な範囲を動かす(備える,準備する,企む)こと. 知ることによってできる

          20200403 嵐の夜に

          20200322 違国日記

          違国日記を読んだ.お風呂で既刊を全部.五巻まで一気に. わからない.どういうスタンスでよんだらいいかわからない.とてもしんどくなった.とにかく揺さぶられている. 寂しがり屋のひとと,寂しがり屋じゃない人にそれぞれ読んでもらいたい. 基本的にわたしは,寂しくならない.悲しくなっても寂しくはならない.誰かに会いたくなったりしても,寂しくはならない.独りが好きだ.部屋は片付いている.人付き合いはたぶんそこまで苦手ではない.できないことはあまりない.ほぼ確実に発達障害でもない.

          20200322 違国日記

          20200312 流行りについて

          ネガティブな流行りにはなるべくついていかないことにしている. それは炎上というかたちであったり,ワイドショー的な話題(芸能人の不倫, etc...)だったりする. twitterではミュートワードにすることもある. そもそも下世話だからとか,品格云々だとか,高尚な理由付けもできるけれども,ごく個人的には好き嫌いの問題だ.その情報に向き合って精神を昂ぶらせたり,すり減らしたりが嫌なだけ.意味がないことだと思うから.エネルギーの浪費だと思うから.問題を解決してないし,誰の感

          20200312 流行りについて

          20200312 粘ることについて

          勝つまでやれば,負けない. そりゃそうなんだよな.でも当然難しい. 粘るとは,試行錯誤しつづけるということだ.試行錯誤するというのは,意味の有りそうな違いをみつけて,試して,結果を観察することだ.それを繰り返すことだ.なんどもなんどもなんどもなんども. ひさびさに粘り勝ちというようなデバッグをした.試行錯誤の数.79回. 他人の知恵も借りた.おかげで最後は動いた!!!!!!!!! 粘るのは疲れる.だからこそ,やればやるだけライバルは減る. 粘るのはよいことだ.必ずでき

          20200312 粘ることについて

          20200310 稼ぐことについて

          人生において,稼ぐことは重要だ.自由になるためにおいて. 言葉にするとおかしく思えるが,十分に手に入れることでそれがその時点の自分にとってもはや重要ではない,と思えてこそ,やっと自由になれるのだと思う. そしてそうなっていない今の自分にとって,お金はとても重要で,稼ぐことはとても重要なままである.しかし,最重要ではない.自由こそが最上の価値で,すべてはその手段である. また,稼ぐためにやることは自分の長期的な目標にも一致させるように心がけなければならない.なぜか.自由と

          20200310 稼ぐことについて

          20200309 香り,あるいは匂いについて

          香りや匂いを気にするようになったのはここ数年のことだと思う. もともと匂いには無頓着なほうだった.なにを隠そう自分はアレルギー性鼻炎で,年中鼻詰まりだったからだ.大学進学で実家をでてから,はっきりといつからとは言えないが,改善しているように思う. あとは,大学で中の良かった友人に匂いに敏感な人がいたのも影響を与えてるように思う. たまに実家に帰省すると,猛烈に鼻詰まりがはじまり,ああ実家は人も多くて衣類も多くて本も多いからほこりの量が段違いなのだとわかってきた.大掃除など

          20200309 香り,あるいは匂いについて