RDRAスプレッドシート/RDRAGraphを自分の環境で使えるようにする
RDRAスプレッドシートとRDRAGraphを久しぶりに使用したときに、「どうやって入れるっけ?」ど忘れする経験があったため、備忘録として記載します。
基本的にRDRA公式サイトを調べるとRDRAスプレッドシートとRDRAGraphを使えるようになります。
今回は自分の環境(スプレッドシートとRDRAGraph)で図書館システムのRDRAモデル(※1)を表示するところまでの手順を記載します。
(※1)RDRAスプレッドシートダウンロード時、サンプルとして図書館システムのRDRAモデルが記載されています。
参考となるRDRA公式サイト
ブログ執筆時のバージョン
RDRA定義ファイル:V0.98
RDRA分析ファイル:V0.98
RDRAGraph:1.1
前提条件
Googleアカウントを持っていること
(持っていなかったら、Googleアカウントを作成してください。)
手順
① RDRA定義ファイルをダウンロードする
RDRA定義ファイルを以下のリンク(※2)から開きます。
(※2)RDRA公式サイト-表形式のRDRA定義より
開いたファイルは「閲覧のみ」となっています。
このファイルを自分のGoogle Driveに保存するため、メニューの「ファイル」から「コピーを作成」を選択し、ファイル名を設定後、コピーを作成してください。
② RDRA分析ファイルをダウンロードする
RDRA分析ファイルを以下のリンク(※3)から開きます。
(※3)RDRA公式ページ-RDRA分析ツールより
こちらも「閲覧のみ」となっているため、① RDRA定義ファイルをダウンロードすると同じようにコピーを作成してください。
③ RDRA分析ファイルの参照シートパスを設定
ダウンロードしたRDRA分析シート-シート 参照設定の参照シートパス(B4セル)には、コピー元のシートが設定されています。 これを① RDRA定義ファイルをダウンロードするでダウンロードしたRDRA定義ファイルパスを指定します。 ファイルパスの~/dと/edit~の間の値を使用します。
例)
https://docs.google.com/spreadsheets/d/hogehoge/editの場合
⇒ "hogehoge"を参照シートパスに設定
参照シートパスを設定すると、システム名(G4セル)が"#REF!"に変わります。
"#REF!"にカーソルを合わせると、権限を付与する旨のダイアログが表示されるので、アクセス許可を実行してください。
④ RDRA分析ファイルからRDRAGraphに必要な値をコピーする
シート ■関連データを開くと、RDRAGraphに取り込むデータが表示されます。
列A ~ 列Dの1行目から最終行までをコピーしてください。
⑤ RDRAGraphにて、関連データを取り込む
RDRAGraphを以下のリンク(※4)から開きます。
(※4)RDRA分析ファイルシート ■ 関連データ、もしくはRDRA公式サイト-RDRAGraphツールにリンクがあります。
リンクを開くと、何もデータが入っていない状態です。
ここに先ほどコピーしたデータを取り込みます。
メニューのデータから関連データ取込を選択します。
シート ■関連データでコピーしたデータを貼り付けます。
取込ボタンを押下すると、RDRAモデルが表示されます。
これで自分の環境でRDRAスプレッドシート/RDRAGraphを使えるようになりました。
使えるようになった後は
RDRAGraphを見ながら、RDRA定義ファイルを修正したり、他要素を追加したりして、RDRAモデルを充実させてください。
RDRA定義ファイルをどのように埋めていくのか、RDRA分析ファイルをどう活用するか、RDRAGraphの活用方法は公式サイトに載っていますので、いろいろ調べると良いかなと思います。
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