EBt の Server の開発状況
すごいスピードで開発しているみたいですが
まぁ、今まで色々と下準備をしていただけです。で、そこをしっかりやっていたから、色々なリリースが結構早くできているという形です。この勢いで開発していますが、開発者は当然私一人です。昔からそうですが。なんか、開発スピードが異様に早いので、会社にいたときは誰も私の仕事を引き取ってくれなかったのは今となっては懐かしい思い出です。普通に数人分の仕事をこなしていたので。
…いかん、この辺の話をすると悲しくなる。やめておこう。
というわけで、EBt のサーバーです。一応、そこそこ実装が出来たので、来週ぐらいには公開に向けた作業が出来そうです。
EBt サーバーはどんな機能なの?
具体的には、同一のセグメントにある EBt もしくは他のセグメントからダイレクトに接続要求が来た場合に、それらのデータを保存・中継するという機能を持っています。
何が嬉しいのかわかんないかもしれませんが、実は結構嬉しかったりします。
嬉しい点
GUI 付きのちょっと不安定な EBt をサーバーにするという危ないことをしなくても良い。WinUI が凄まじく安定しているかという質問には割とそうでも無いと答える私。あと、GUI アプリはかなりバグが入りやすい。
クライアントとサーバーを分離することが出来る。つまりサーバーを用意しておけば常に EBt を稼働しておかなくても良い。
通信がシンプル化する。サーバーが無いとメッシュ構成だが、サーバーがあるとスター構成になってちょっと負担が減る。
DBの保存先として任意のパスが設定できる。だから、より安心なストレージにデータを移すことが出来る。ついでに、保存先は複数でもOK
嬉しくない点もある
クライアントとサーバーが同居できない(ポートがぶつかるのでね…)
とはいえ、割り切って使えば結構便利だと思います。
サーバーを複数立ち上げても良い?
良いんですが、当面はあんまり嬉しくありません。
将来的には、セグメント間のデータ共有はサーバー経由でやるつもりですが、その前にマルチユーザー対応かなーと。
クライアントも変わるの?
ちょっと変わります。具体的には、通信相手を UDP のブロードキャストを使って探していましたが、ここで動いているはずという情報を元にそこに接続しに行くことも出来ます。こっちはまだテスト中ですが、サーバーと同時に公開をするつもりです。これで、課題だったセグメント越えが出来ます。そうなると、家のLANにVPNで接続したときにもちゃんと同期が出来るようになるのですよ!今までは出先でいじったデータは家(or 拠点)のLANに繋がないとデータ連係が出来なかったんですが、これで長期出張中でも拠点のEBtと連携が出来る。いや、PCはまだ良いんですが、課題は Android なんですよ。Android にフルセットのデータを持たせるのはしんどいので、サブセットの DB を持つんですが、出先で連携できないじゃないですか。それも多分解消できるのですよ。家にVPNで繋げば!
私は WireGuard のサーバーを立てているのできっと大丈夫!なんですよ。
というわけで
予告したからもうリリースするしかない。うん、ちょっと自分を追い詰めている感じだが、それでもいいんじゃないかな?
なんにせよ、ごっついバグを見つけない限り、来週ぐらいにはリリースできると思います。
しばしお待ちを!