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セサミストリートが原点だった
25日と26日は、コーチング心理学協会が主催するナラティブ・コーチ講座の進行をお手伝いするために参加。デモンストレーションはもちろん、人数調整のためにときどきセッション実習にも参加することができました。
その中の、人生に影響を与えた本や映画、テレビ番組を語り合うセッションで、わたしがふと口にしたのは、子どもの頃、リアルタイムで観ることができた英語教育TV番組「セサミストリート」
ビッグバードやエルモ、グローバーなど、キャラクターは今もぬいぐるみやファンシーグッズとなって愛されていますが、
テレビの放送時期は1971~1982年なので、観たことがある人は少ないかもしれません。
音声は英語のまま。日本語吹き替え、字幕なし、だったので、テキストを買ってもらって観ていました。
でも私が影響をうけたのは、英語ではなく、舞台の方。
セサミストリートと呼ばれる街角に、多国籍の人たちや個性豊かなマペット、モンスターたちが、楽しく暮らしているのですが、その様子が、「学校の外で展開する、生活に根差した学び舎」に見えたのです。
番組自体、いろんな形の家族とその子どもたちが支え合って生きる姿を通して、どのような家族でも心豊かに生活できる社会の在り方、その可能性を生み出そうとしていたようなので、それが子ども心にジャストフィットしたのでしょうね。
今思うと、あれは、ポジティブ心理学でいうところの「持続的幸福感を高めるための5つの要素(PERMA)」を教えてくれる“あおぞら教室”だったように思えます。
PERMAとは、
①Positive Emotion(ポジティブ感情)、
②Engagement(エンゲージメント、積極的な貢献、強みの活用)、
③Relationships(良い関係性)、
④Meaning(人生の意味・意義を見出す)、
⑤Achievement(達成)
の頭文字。
このすべてとは言わないけれど、「こういう社会を目指すことが大切なんだよ」と伝えてくれたな、と。
どうやら、ポジティブ心理学を重視するコーチング心理学、そのなかでも自分の強みとするナラティヴを活かしたコーチとなった原点は、セサミストリートだったみたいです。
ありがとう! セサミストリート‼