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#ベストソング2022 / 上半期

半年ぶりの音楽記事です!!!!!

今回の目的としては、今年の上半期によく聴いていた楽曲をまとめるということで 一挙に紹介していきたいのだけど、1曲1曲 感想を書けるだけの労力とボキャブラリーを只今 持ち合わせていないので()、今回は初めて、"書けそうな話題から選んで書く"という方式になりました。

結果的にやっぱり、この方が書きやすかったかな。下半期も もしかしたらこの方式で書くかもしれないし、また別の書き方が浮かんでるかもしれない。先のことは分からないけど、とにかく今は良い音楽に囲まれて、毎日が幸せです。

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ベストソングをまとめたプレイリストがこちら。未配信のSexy Zoneは除いております。


◾︎ 個人的・上半期のベストソングは、2月にリリースされた大崎トリオさんのベストアルバムに収録の新録曲「虹とカイト」。2019年にスタートし、昨年 完結したアニメ「フルーツバスケット」の、重要エピソードをまとめた劇場版「フルーツバスケット -prelude-」の主題歌となりました。

多分このトピックだけで1記事 使っちゃうぐらい語れるんだけど…(笑)、土岐麻子さんやMONKEY MAJIK、AmPmなど、主題歌が主に avexのレーベル「A.S.A.B」に所属のアーティスト(=僕の大好きな方々)で彩られ、心に刻みたい名言、忘れられない大切なシーンで溢れた「フルーツバスケット」は、本当に ドラマとか映画とか、今まで見てきたあらゆる「作品」の中で最も好きになれる要素が満載で、ここ数年はもう「フルバ」が僕の生き甲斐になってて、そういうこともあって、映画館で最後「虹とカイト」聴いてた時、もう感慨深すぎて。

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今春、劇中で登場した湘南・稲村ヶ崎の海岸を歩きながら この曲を聴いたあの日…、忘れられないひとときになったな…。大好きな作品に、音楽に改めて感謝したい、そんな出会いだった。

◾︎ さて、そうした音楽体験を経て突入した4月クールは、ハマりものが目白押しでした。興味のあるものに素直に、真っ直ぐに追った結果、1週間のうちに視聴している作品が7作品に。何かと飽きっぽく なかなか"毎週 視聴する"ということが続かない自分の趣味人生の中では、"過去最高"といえるアツさの数ヶ月なのではないだろうか…!!

中でも今期1 ホットで ワクワクしながら観たのが、バレエをテーマにしたアニメ「ダンス・ダンス・ダンスール」。OPがYUKIさんの最新曲「鳴り響く限り」であるのと、制作が「BANANA FISH」「呪術廻戦」のMAPPAなので気になって見てみたら、毎週 作画が美しすぎて、序盤から深すぎる心理描写と壮絶なストーリーに惹き付けられ、YUKIさんの曲も最高で、物凄い名作に出会ってしまった…。

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EDを歌うのはヒトリエの最新曲「風、花」。良い意味で作品とのタイアップ感(今作だと"バレエっぽさ")とかテーマ性を感じさせない青春のサウンドに振り切っていて、めちゃくちゃ心地よくて今期は鬼リピした。耳の中で青春が弾けてる。

◾︎ そして、春クールめちゃくちゃ盛り上がってたアニメは、何と言ってもやっぱり「SPY×FAMILY」。OPがヒゲダン「ミックスナッツ」、EDが星野源「喜劇」ということで、作品タイトルも聞いたことあったし、これは並々ならぬ名作なんだろうなぁとワクワクしながら観たら、やっぱり面白かった。

暗い過去や生活を背負うロイド、アーニャ、ヨル。それぞれの素性を隠した擬似家族。世の中は悪意も満ちていたりするけど、3人の思いがけない出会いから生活が広がって、幸せが広がって。

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…こうした深いテーマに因んで出来た「ミックスナッツ」も「喜劇」も作品の雰囲気に本当に合っていて、やっぱりヒゲダンも星野源も名クリエイターだなぁ…としみじみ実感した春だった。

◾︎ ドラマソングで1番 聴き込んだのが、土曜ナイトドラマ「妖怪シェアハウス-帰ってきたん怪-」の主題歌となった ayaho「アミ feat.和ぬか」。音楽シーンにおける新星同士のフレッシュなコラボで、疲れた体に沁みる心地のいいリズム……ファンキーな曲になっていてとても良い。「妖怪…」のストーリーが割と1期よりもドロドロしてたので、良い具合に爽やかなオーラでEDを締め括っていた。


◾︎ その他 今期のドラマをチェックしてて良いな!と感じたのが、最近、2000年代頃のような"主題歌をちゃんと聴かせてくれる、OP or ED付きの作品"が増えてきたこと。「電車男」のE.L.O.とサンボマスターみたいな、ワクワクするアツいやつ。

例えば、(ベストソングには選んでないけど) 「ナンバMG5」で流れる WANIMA「眩光」、「金田一少年の事件簿」での なにわ男子「The Answer」、「17才の帝国」の 坂東祐大「声よ feat.塩塚モエカ」は良かったな…。見てて楽しくて、青春って感じがした。

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◾︎ 何かの作品とか抜きで音楽だけの話題で書くと、、やっぱり自分が1つの曲を好きになるきっかけは"音"の良さなんだな~ということを今春は改めて実感した。フワッと蕩けていくような、吸い込まれていくような、没入できる、ハマれる音。

ベストソングに選んだ DE DE MOUSE & SASUKE「プレ・ロマンス」macico & おかもとえみ「touch」Nao'ymt & Marika「朝までまだ時間はある」SPiCYSOL「Playback」は特にその感想に尽きるというか、今後も"幸せになれる音"を追い求めていきたいなと思う所存。

◾︎ 中でもmacico & おかもとえみ「touch」は本当にハマった! おかもとえみさんの歌声に惹かれたっていうのもあるんだけど、本当この曲、音作りもフレーズも緻密すぎて、大好きになった。

深く情景が浮かぶ、直接的でないけど とても生々しい、美しい表現。美しい日本語。自分の人生における"歌詞が好きな曲"、ベスト1になったな。


◾︎ "ハマれる音"というと、昨年 CAPSULEにハマって以来、中田ヤスタカさん愛が自分の中で炸裂している。CAPSULEの復帰作として昨年に出た「フューチャー・ウェイヴ」「ひかりのディスコ」「バーチャル・フリーダム」での音の厚み、高揚感に心を奪われた流れで、今年リリースされた きゃりーぱみゅぱみゅ「メイビーベイビー」Perfume「さよならプラスティックワールド」にもめちゃめちゃ良さを感じており、ヤスタカさんの集大成かとも言えるカッコよさでしみじみしている。

去年のきゃりーのアルバム「キャンディーレーサー」に収録されている「パーフェクトおねいさん」でも思ったんだけど、シンセサイザーの音がめちゃくちゃ良いですね。「さよならプラスティックワールド」も凄いシンセが効いてるので、あ、今のヤスタカサウンド最高だ、と尚更 思ってしまう。

「さよならプラスティックワールド」はNHKの「みんなのうた」で流れてる1曲だもんなぁ。こういうオシャレで切なげエモーショナルなポップソングを小学生がテレビつけて聴ける時代って新鮮だな。

Perfume、4年ぶりのアルバムリリースが来月末に迫ってるので とても楽しみにしてます。

◾︎ あとは… Mrs. GREEN APPLE、復活おめでとうございます! メンバーは減ってしまったけど、相変わらず1曲の中で音が、声が伸びやかに響いて、何転も曲調が変化していって、目まぐるしく、楽しく"音楽"してるのが「ニュー・マイ・ノーマル」からも「ダンスホール」からも伝わってきて最高。

◾︎ …と、そうこうしてるうちに6月になり。6月1日は、Sexy Zoneのアルバム「ザ・ハイライト」と、chelmicoのアルバム「gokigen」のリリースが被るウルトラミラクルな1日に。買ったよツイート、セクゾファンの方からの反応が凄い!大感謝。🙏

ツイートの通り、両作には気鋭のトラックメイカー達が多数 参加しております。

Sexy Zoneの方は今のところ、様々なジャニーズの名曲のほか 多くの人気アーティストの楽曲を手がける Jazzin' park 提供の「Desideria」が1番 痺れたかな。この曲の振り付けめっちゃ見たいな…。

chelmico「ISOGA♡PEACH」がめちゃめちゃキュートでイイな!と思って提供者みたらTomgggさんで凄い納得した…。Tomgggサウンド…可愛くていいですよね…。夏のヘビロテ確定しそう。

◾︎ そしてここまでで まだ紹介しきれていないのが、mashoe'「Pancake & Syrup」、FIVE NEW OLD「Happy Sad」の2曲。これらもまた最高でした…! 下半期もこういう素敵な曲に出会いたい。


«extra edition»

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さて ここからは過去曲編ですが、これらは1曲ずつ挙げて感想を書いていきたいと思います。長文かつ、リアルタイム編よりもテンション高いですw


◾︎ butaji「free me」

昨年にヒットしたドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」の主題歌「Presence」や、先日 Sexy Zoneのニューアルバムに提供の「Summer Ride」といった、STUTSさんとの共作が話題のSSW・butaji(ブタジ)さん。前情報ナシで、どういった方なのか知らずに いきなりシャッフルで流れてきた「free me」を聴いて、"なんて斬新でワクワクする曲なんだ!"と衝撃を受けて、そしたらこの曲、tofubeatsさんがサウンド手がけてる曲なんだ!!と知って… 何かもう、自分が好きな要素が詰まりすぎてる(笑)。

何度も新しく展開する独特のトーフサウンドに加えて、惹かれるのが歌詞。何かに挑戦しようとしているが、決してポジティブではない、暗さを含んだ、色んな感情が混ざり込んだ言葉。

この曲の歌詞が、個人的に 今年の自分の、主にここ2ヶ月くらいの心境とまさにぴったりリンクしていて驚きなんですよね…。butajiさんは一体 何を表現しようとして こういう歌詞を書いたのか、分からないけど、何でこんなに自分の気持ちとリンクするんだろう…って不思議になって、いやもうほんと まさに最近こんな感じなんですよ!(笑)。

こういう曲に出会えるのはやっぱり運命ですね。自分は今 色んな不安もあるけれど、確実に成長して、変わろうとしてて、それを音楽がサポートしてくれる。音楽って、改めて最高だ。


◾︎ waiai「NAMELESS (feat.ぷにぷに電機)」

これもSpotifyのシャッフルで流れてきてハマった1曲。めちゃくちゃ耳に残る 新しく深いサウンドと、囁くような ぷにぷに電機さんの歌声…1発で好きになった。好き度で言ったら、あらゆる曲を差し置いてダントツレベルの中毒性。こんなにハマれるサウンドを作る方がいたなんて、、waiaiさんありがとう。しんどい。大好き。(?)

MVが白黒で夜の都会が映し出されてるんだけど、これがまさにイメージ通りで。1度 夜の繁華街を歩きながら聴いた時に、ドンピシャ過ぎてワクワクが止まらなかった。 サビの部分で 全く異なる別のメロディーが同時に流れるのが 良い意味で不協和音で、斬新すぎて才能が凄い。ベスト1名曲。


◾︎ TENDRE「PARADISE」

前述の「free me」同様、新年度(新環境)を機にハマった 超クールな応援ソング。再生すれば必ず、心の奥底から やる気がどんどん湧き上がる。

いつか、自分が本当に落ち着けるような、ここだ!と思えるような場所に辿り着くために。今 "まだ見ぬ荒野"に飛び込んで、楽しんでみる。この曲のおかげで、良い新年度が迎えられました。


◾︎ BONNIE PINK「Tonight,the Night」

何ヶ月か前 Spotifyで「1日のプレイリスト」というタイトルでプレイリストを作って、朝に聴きたい曲、夜に聴きたい曲は何だろう?って考えながら選曲してたら、自動でおすすめにこの曲が出たので聴いてみたら… 至福の"夕暮れ時"ソングだった。

疲れてる、憂鬱な退勤タイムがこんなに明るく感じられる曲があったなんて!めちゃくちゃ良い。…にしても、Spotifyのおすすめ力、恐るべし。


◾︎ 坂本真綾「ひとくちいかが?(feat.土岐麻子)」

女神同士のコラボ。宇多田ヒカルさん×椎名林檎さんのコラボを彷彿とさせる、最高のデュエット。

女性2人の友情というか、こういうテーマの豪華コラボ曲、本当 最高なんですよね…。これ聴けて良かったな…!カッコよすぎるし可愛すぎる。てか作曲: TENDREさんってマジか! 今 知った。


◾︎ 脇田もなり「PLACE」

低く揺さぶられるような鮮烈な重低音が癖になる夏うた。このジャケと同じ状況で聴きたい。


◾︎ NIKO NIKO TAN TAN「WONDER」

1~3月頃 ほぼ毎日 聴いてて、"Give you wonder~ Give you wonder~"ってずっと歌ってた。中毒性 高すぎる電子ドラッグ。怖 気持ち良い。


◾︎ LiSA「GL」

女王蜂・アヴちゃん提供の1曲。いやもう、めっっちゃ好き。美の骨頂。カッコ良さが遥か頂点を突き抜けた。やっぱり、好きなアーティストの提供する曲って間違いないんだなと思う。


◾︎ 早見沙織「garden」

冨田ラボさん作、バブル期っぽいサウンドで思いっきりエモーショナルになれる1曲。去年 早見沙織さんの曲を聴きまくってたのに続いて今年はこの曲も聴いてて、もうめっちゃファンです。


◾︎ 堀込泰行,畠山美由紀,ハナレグミ「真冬物語」

この曲も冨田ラボさん作。本当に独特のサウンドというかグルーヴ感というか、吸い込まれますよね、この迫力…。元々のコラボレーションが豪華すぎるのに加えて この曲、作詞が松本隆さん、作曲が松任谷由実さんだからもう言うことなし。こんな凄い曲あったんですね…。もうすぐ真夏だというのに、心に真冬の情景が広がってます。

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