反田恭平 ピアノ・リサイタル2020
2020.08.13愛芸にてBプロ拝聴。
配信はHand in hand vol.4
[東京]サントリーホール
23:59に終了のテロップが出るまで、配信を聴きつづけた。
今回のテーマは『音の声』。
プログラムを見ていて気づいたこと。
《トロルドハウゲン婚礼の日》《村の居酒屋での踊り》《葬送》これら全て自粛の対象ではないか?考え過ぎだろうか?
中止になるイベント、楽しみだった夏祭り、待ち望んだ結婚式、最後のお別れが出来ない。
そしてメンデルスゾーン無言歌。
信州、上田市の無言館を思い出す。無言で語る戦没学生の絵と歌詞のない唄。どちらも雄弁だ。
Bプロは1887製のローズウッドのスタンウェイ、とても美しい。ポロネーズが時空を超えて聴こえてくる。
反田さん。今度は何を考えている?『声』に関係しそう。
『勇気を出して来てくれてありがとうございます』この言葉に客席で涙した方全員、ワクワクしながら、見守っていく覚悟はできてます。