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支え合う しあわせ 〜一緒に生きる 大切さ〜

支え合うこと


 夫婦(パートナー)は社会の基であると僕は考えています。


僕にとって、

お互いを応援し合える関係を築くことは、

とても意義のあることであると思っております。


相手を認める事は、決して妥協ではなく、

人間が生きていく上で身に付けた知恵なのでしょう。


僕の今のパートナー(ぽんちゃん)は

四肢麻痺と、しゃべることができないという状態。


これは過去の交通事故によるものでありますが、

それでも僕はぽんちゃんが可愛くて可愛くて仕方がない。


ぽんちゃんが車椅子を乗り換えるタイミング、

例えば、トイレに行ったり、車に乗ったりするタイミングで

毎回ハグができます。


しかも人目を気にせずに。


当初は僕に世話をかけ、迷惑をかけると、

僕に対しての負担が大きすぎるのではないかと

考えてくれていたと思うのです。



視点を変えると


 だけど、僕の考え方はこうでした。

車椅子からの移乗をするたびに、

人目を気にすることなく頻繁にハグができること、

そして僕がぽんちゃんの体を少し前に移動させるだけで、

ぽんちゃん自身の足の力で立ち上がってくれることで

僕への腰の負担を気遣ってくれていること、

僕にとって、とてもとても嬉しいことなんです。


そういった生活の中で、

僕自身も足や腰に筋力を蓄え続けられることもあるのですが、

何しろ触れ合う回数が多ければ多いほど、

幸福度が上がるというデータもあります。


つまり僕は、ぽんちゃんと生きていくことで、

幸福度がどんどん上がっていくのです。

スキンシップは幸福度を上げる



幸福度


 確かに立つ、話すなどができないぽんちゃんにとって、

僕自身がお世話をすることは、

ぽんちゃんが生きる上でも必要なことでありますが、

逆に僕はぽんちゃんに精神的な部分であったり、

仕事に対しての、思いもよらない発想であったり、

朝起こしてもらうことであったり、

先述の通り幸せを感じることであったり、


何しろ、若さを維持していることは、

間違いなくぽんちゃんのおかげだと思うからこそ、

お互いに弱点を補えているのでしょう。

お互いに支えられているという感覚を僕は持っております。


もっと根本的に考えるならば、

人間の男と女の、生物学的な特性、

これについてはまた後日お話をしますが、

違う性質を持ったものは、一緒に生きていくにあたって、

お互いの強みで相手をカバーし合える。


もともと人間は、それぞれの個性(強み、弱み)を持っていて、

誰1人として完璧な人間はいないですよね。

だからこそ、補い合える、支え合える関係が必要なんだろうな、

と考えています。



それを意識している限り、

お互いに成長していける関係性を築くことができるのは間違いないし、


その関係性が夫婦にとどまらず、

家族に広がり、地域に広がり、国に広がり、

全世界に広がっていくといいなぁ、と。


いや広げていくべきだと考えています。


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