14:マクロビオティックから観た食べ物の命とは?
目次
・命と食べ物
・食べ物とミネラルバランス
・グローバルな社会になることの弊害
・食べ物から自分を顧みる
・世界中で食べられる穀物の意味
・命と食べ物
命は、食べ物が無いと生きていけません。
この3次元の物質世界では、
物質を食べることでエネルギー化して生かされています。
ではその命は、どこから来たのだろう?
という疑問にぶち当たります。
食べ物の命は?
そしてその命は、
人間や動物たちにバトンをしていきます。
昆虫のミミズもアリも、
細菌もウイルスも、
食べ物があるところに、
命が産まれ、
その命がまた次の命に繋がっていきます。
摩訶不思議です。
これを紐解いて見たくなりましたので
お付き合いくだされば幸いです。
・食べ物とミネラルバランス
食べ物はどこから来ているかというと、
地球の大地から生れています。
母なる大地です。
地球は広いですから、
その土地の環境がそれぞれ違い、出来る作物も違います。
熱帯地方産地の野菜果物では、身体を冷やしてくれて水分が補給できます。
トマト、キュウリ、スイカなどイメージできるといいでしょう。
熱帯地方独特の病気もあります。
寒帯地方産地の野菜果物では、身体を引き締め温めてくれます。
ゴボウ、人参、昆布などイメージ出来るといいでしょう。
ここでも寒帯地域独特の病気があるでしょう。
その土地の環境から、ミネラルバランスの違いが生れて
生れてくるものに違いが生じるわけです。
私が住む十勝では、平野が広く、どこまでも平地が続きます。
豆の産地でもあり、小豆は小さく身がしまっていて、
腎臓の働きの助けになり血液を浄化します。
食養料理では、
小豆南瓜昆布煮が糖尿病の薬として有名です。
その土地で生まれる植物を食べることで、
環境に適した体を作り出すことができ、
健康に生活できるように自然となっているわけですね。
それが食養で言う、「身土不二」です。
・グローバルな社会になることの弊害
日本人なら、温暖気候に住んでいるので、
この土地に合う食べ物を食べることが自然です。
でも現在は、世界中の食べ物が流通していて
さらに24時間コンビニや自動販売機で、
いつでもどこでも自由に飲食ができる時代になりました。
食養的には、バナナを食べたかったらフィリピンに行くこと。
甘い砂糖が食べたかったらインドへ行くことと言われます。
その産地でできた食べ物は、
その土地で食べれば弊害が少ないのです。
病気も今は世界中で同時に多発するようになりました。
今は飽食時代です。
自由気ままに好き放題して食べていることで
たくさんの病気が発生しています。
これからは、自然から学び、
どれをどのように食べるとよいのかを学び、
自分の環境に合わせて、食べ物を選択して食べることが
健康を保つことになるでしょう。
人生にとって健康は財産です。
正しい判断力をつけて、幸せな人生を築くために
フード風土ヒーリングの学びをお勧めしています。
ホームページをご覧ください。
・食べ物から自分を顧みる
自分は何が好きか、何をいつも食べているのか、
自分はどんな性格で、どんなことが得意で、不得意なのか、
自分でわかりますか。
動物性食品・アルコール・砂糖を多く食べる人は、
食べない人より動作が激しく乱れやすいです。
心正しく平和な気持ちになりたければ、
動物性食品・脂っこい物・カフェインも少なくすることで
心が落ち着き穏やかになります。
食べ物は、遺伝子のレベルで記憶されていて、
その土地の風景まで見ていて覚えています。
その野菜を食べ、その野菜の記憶が体に吸収され
転移し、燃えて、波動化し、記憶を再生させます。
それは食べ物が、食べた人へ、
食べ物が記憶した思いを受け継ぐことになるのではないでしょうか。
・世界中で食べられる穀物
穀物は世界中で食べられています。
米は、一粒万倍に増えるのです。
一粒の種を土地に植えると、茶わん1杯分のご飯を食べられる。
茶碗1杯分の米粒を植えると、
大人1人、1年分のご飯が食べられる。
本家、分家と、みんなが繋がり家族、仲間になれる。
穀物を主食にしていると、
穀物の波動、意識から、世界は一つなんだと理解できるのです。
粒を炊いて食べることで、
皆が一つだという遺伝子レベルで意識が芽生えることができます。
粉ものにすると、バラバラな感覚になるのです。
だから、主食は粒のご飯を炊いて食べるのです。
同じ釜の飯を食べると、
意識が合いやすいのは言うまでもありませんね。
母なる大地から生れた乳白色の米粒は、
まさにお母さんのおっぱいだったのです。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。
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