002.【麻雀最強戦2024#1】僅差の争い、意地の追い上げ、最後は安定感の実力派vs奇跡のシンデレラガール。今年も最強戦は何かが起こる。【見る雀レポ】
※ この話は麻雀、および麻雀最強戦についてある程度知識のある方にしかわからない話がふんだんに含まれています。ご了承ください。
どうも、風茶でございます。
今年もやってまいりました。
『麻雀最強戦2024』。
今年も盛り上げてくださるのは、おなじみ司会の小山剛志さん、そして今年のアシスタントは篠原みなみさんという布陣です。
篠原さんは普段はグラビアタレントとしても活動されてる方のようですね。
1年間大変かと思いますが、最強戦をどのように盛り上げてくださるか、楽しみにしております。
今回は『女流新スター決戦』と銘打って、女流プロ8名が集い、たったひとつのファイナルへの挑戦権を競いました。
その中にはMリーガーの菅原千瑛プロに中田花奈プロ、前回ファイナルを経験している篠原冴美プロ、自団体女流Aリーグに所属する実力派の小宮悠プロなど、若手〜中堅の各団体期待の女流プロが集まったという感じでした。
その中でひときわ異彩を放っていたのは、
日本プロ麻雀連盟所属・原えりかプロ。
昨年の最強戦をご覧になった方なら知ってるであろう、雑誌『近代麻雀』で最強戦参加者を決めるアンケートを行った際、大量購入して話題になった、あの方です。
しかし、その結果は篠原プロに敗れ、『キンマの推しの子』の称号をさらわれてしまいました。
ですがなんと、その後行われた『麻雀最強戦2024出場枠争奪戦』を見事優勝して、この度の出場となったそうです。執念ですね。
この時は、彼女がこの日とてつもないドラマを生み出すと考える人は、おそらくいなかったでしょう……
では、今年の最強戦の幕開けとなった今回、A卓から見ていこうと思います。
A卓のメンバーは、
篠原冴美プロ(協会)
原えりかプロ(連盟)
小宮悠プロ(最高位戦)
菅原千瑛プロ(連盟)
篠原さんは、今年もこのポーズでいくんですね……さすがはキンマの『推しの子』。
東1局、いきなり起家の原選手にドラ3の手が入ります。
時間はかかりましたがなんとかテンパイ。ダマテンもありましたが、積極的に親リーチとします。
しかし、直後、下家にいる菅原選手もテンパイ。
2人の手がぶつかります。
結果は、篠原選手が3索を掴みツモ切り。
菅原選手が親の原選手の大物手をかわす結果となりました。
続く東2局は小宮選手のあがり。比較的平たい進行となりつつありました。
すると東3局。
原選手がリーチからの一発ツモ。今回初の大物手となり、一気にトップ目に立ちます。
しかしそのまま終わらないのが麻雀です。
流局を挟んで東4局1本場。
さらに状況は大きく動きます。
仕掛けを入れていた菅原選手が最初にテンパイ。
しかし、なかなかツモれない間に……
親の篠原選手からリーチ。
さらに小宮選手からもリーチが入ります。
ここに通ってない2筒を持ってきた菅原選手は撤退。
最終的には小宮選手が高目の6筒をツモ。
これがリーチ、ツモ、タンヤオ、平和、一盃口、ドラ1の跳満となり、一気に抜け出しました。
さて、南場に入り、画面下のテロップに変化が……
最強戦の予選A卓、B卓は2着までが勝ち抜けのルールなので、2着までの差が表示されていました。
これは見ている側としては条件がわかりやすく、単純に差がわかりやすいのはありがたいです。
先日最高位戦のリーグ戦が始まり、放送対局のテロップが待ちの数や副露まで表示されるようになった、ということもありましたが、麻雀業界全体で見やすいように改善されていくのはいいなぁと思いました。
さて、少し話が逸れましたね。
話を戻しましょう。
南2局。
ここまで苦しい闘いを強いられていた篠原選手に、混一色のテンパイが入ります。
しかし直後に菅原選手がリーチ。
さらに小宮選手もテンパイを入れ、場が一気に沸騰します。
さらにさらに篠原選手は手替わりで待ちが広がります。
結果は篠原選手が満貫のあがり。粘りを見せました。
さらに次局は菅原選手があがり、2着争いは混沌としてきます。
2着から4着まで、その差1100点。
実況の日吉辰哉プロは「GWの新幹線状態、乗車率180%超えてます」と、お得意の独特な表現で、僅差の現状を表現しました。
相変わらずこの方のワードセンスと瞬発力は素晴らしい……
運命のオーラス。
先制したのは2着目の原選手。
三色を確定させてのダマテン。
あがれば通過の篠原選手は、カン8索をチーして追いすがります。
さらに役牌の發をポン。これでどちらもあがれば通過する条件が整いました。
結果は……
こちらも逆転に向け手を崩せない菅原選手から放たれた7筒、これをとらえた原選手の勝利でした。
この結果、決勝卓へは小宮選手、原選手が進出となりました。
A卓を見ていると、各者の持ち味は随所に発揮されていて、その結果競った展開になっていたように思います。
特に原選手はこの中で経験も少ない方だったかと思いましたが、女流の中でも実力派で実績もある小宮選手、Mリーガー菅原選手、前回ファイナリスト篠原選手に囲まれながらも堂々と渡り合って2着をもぎとったのは本当に素晴らしかったです。
A卓後のインタビューでは、2着に手が届きそうなところから敗退となった篠原選手の涙が印象的でした。
勝っても泣く、負けても泣く。
成長を褒められても泣く。
それは、それだけ本気度が高いからこそ。
もちろん全員本気だし、全員全力で勝利に向かっています。
しかし彼女の場合、その結果に対しやり切った達成感、あるいは届かなかった無念、といったものが素直に感情に現れるのだと思います。
それは彼女の魅力のひとつですし、その姿を見て応援しようって思う人もいるはず。
ぜひ、これからも『キンマの推しの子』として最強戦にも出続けていただきたいですし、その他の場面でも活躍が楽しみですね。
続いてB卓のメンバーは、
中田花奈プロ(連盟)
安藤りなプロ(連盟)
与那城葵プロ(協会)
内田みこプロ(連盟)
東1局、最初のテンパイは内田選手。
七対子でのテンパイですが、河を見る限り萬子があまり切られておらず、逆に多く切られてる索子や筒子の方が待ちとしてはよさそうで、待ち替えもありそうです。
ほどなくして1枚切れの1索を引き入れリーチ。
しかしこの1索は与那城選手が残りの2枚持っており、山にありません。
その後、与那城選手も七対子でリーチ。
この時点で内田選手のあがりがなくなります。
さらに、安藤選手からもリーチが入り、3軒リーチとなります。
待ちが被って放銃がない上に、両面待ちの分枚数でも有利だった安藤選手がほどなくツモあがり。
リーチ棒も2本回収し、上々の滑り出しとなりました。
続く東1局1本場。
ドラを暗刻にした中田選手からリーチが入ります。
そこに、この手をテンパイしてしまったのが与那城選手。
これは致し方ない放銃でしたが、ドラ3内蔵の手が開いた時は肝が冷えたでしょう……
かなり痛い結果になりました。
東2局は安藤選手、東3局は内田選手のあがり。
この時点で与那城選手がかなり離される展開となります。
迎えた東4局。
苦しんでいる与那城選手が早々場風のに東をポン。ドラ表示牌に1枚出ていたので、最後の1枚でした。
さらに暗刻を増やし、一矢報いる雰囲気が出てきます。
しかし、この時後ろからドラを重ねて安藤選手が迫っていました。
ほどなく与那城選手がテンパイ。
切られた南を安藤選手もポンしてテンパイ。手がぶつかります。
しかし、枚数はなんと安藤選手の2枚に対し、与那城選手のシャンポン待ちが4枚全部山におり、しかも安藤選手の当たり牌のひとつである1索はカンすれば回収できるという、かなり有利な状況に見えました。
しかし、神様は残酷な結末を用意してました。
内田選手が追いつきテンパイ。
しかしそこから出ていく牌は、安藤選手の当たり牌である4索でした。
実況の日吉プロは、この状況を得意の表現で「逆風」と語りました。
それほど与那城選手にとってキツい展開だったといえるでしょう。
流局を2度挟み、南1局2本場。
与那城選手から早い先制リーチ。
しかし、
なかなかツモれません。
展開のキツさに、思わず溜息が漏れます。
結局、当初4枚山にいたこのリーチも成就しませんでした。
その後流局が続き、南3局を迎えた頃には6本場まで進みました。
3着目の内田選手の配牌がこちら。
3面子、一向聴。
この親番を落としたくないラス目の与那城選手には残酷な現実がここにありました。
ほどなく内田選手がテンパイし、リーチ。
これを一発でツモり、ラス目の与那城選手を突き放した上で、2着目の中田選手に一気に近づきます。
迎えたオーラス。
中田選手は役牌2つが対子であり、かなり動きやすそう。
対して内田選手は仕掛けを入れて対抗します。
そこからは膠着状態でしたが、
ここで中田選手が南を自分でツモって暗刻にします。
ここで内田選手が両面に替えたことで八萬を安藤選手が合わせ、中田選手がチー。
中田選手に待望のテンパイが入ります。
内田選手もテンパイから当たり牌の6筒を掴みますが、対々和を捨てていたのでこれを止め、カン7筒に待ち替えします。
2着を争う2人の勝負は……
中田選手が制しました。
これで中田選手は3年連続で予選決勝卓へ進出となりました。
これについて『見届け人』梶本琢程さんは、
「昨年は攻めて攻めて予選突破してる、すごいトーナメントの闘い方を勉強してる」
と評しました。
B卓からは安藤選手、中田選手が勝ち上がり。
個人的にはB卓については、とにかく与那城選手がキツかったということ、それも大きくミスをしたわけでもないのにあがりに結びつかなかったり、勝負のタイミングで掴んでしまうなど、麻雀の理不尽な部分に捕まってしまったなという印象でした。
内田選手も粘りを見せましたが、先にリードを得た安藤選手、そして中田選手にあと一歩届きませんでした。彼女もまた大きく崩れることはなく、本当に手順やタイミング次第で結果が全然変わっててもおかしくなかったと思います。
インタビューでは与那城選手の無念さが際立ってました。
せっかく衣装まで気合いを入れて久しぶりに最強戦の舞台に上がり、その気合いを感じられるプレーも何度も見せながら、何もできずに終わってしまったという悔しさを、涙ながらに吐露する姿はこちらもグッとくるものがありました。
本当にあの展開でノー和了はキツすぎた……
また、あと少しに迫った内田選手もファイナル経験者で、あそこに戻りたい気持ちが、最後の悔しそうな表情に出ていたように感じます。
……さて、ここまでかなり長くなってしまったので、少しブレイクタイムといきましょう。
今回合間の企画は最高位戦日本プロ麻雀協会、Mリーグでは赤坂ドリブンズ所属の園田賢プロが初心者のアシスタント・篠原みなみさんに麻雀を教えるという企画がありました。
相変わらず喋り倒す園田プロでしたが、そのキャラクター『ドラゴン園田』の決めのワンシーンを。
……いや、真面目に勉強になりました。
でも、なぜドラゴン……?(^_^;)
それではいよいよ、決勝卓に参りましょう。
メンバーは、
小宮悠プロ(A卓1位)
原えりかプロ(A卓2位)
安藤りなプロ(B卓1位)
中田花奈プロ(B卓2位)
の4名となりました。
東1局。
先ほどに続き起家となった安藤選手から先制リーチが入ります。
しかし小宮選手が追っかけリーチ。
いきなり手がぶつかります。
結果は安藤選手が掴み、放銃。
満貫を直撃し、いきなり小宮選手が飛び出します。
逆に安藤選手は先ほどと違い、ビハインドからのスタートとなりました。
続く東2局。
親番を迎えた原選手が1巡目からダブ東をポン、ほどなくテンパイを入れます。
そのままツモあがり。少しずつですが前を追っていきます。
しかしここから『小宮無双』が始まります。
東2局1本場。
小宮選手は仕掛けから、ドラを引き入れてテンパイを果たします。
これに対し、仕掛けで対抗した原選手から八萬が出て、3900点の1本場、4200点のあがりを成就させると……
東3局で安藤選手から1000点、
親番を迎えた東4局で中田選手から2900点、
と、安いながら順調に優勝に向けて突き進みます。
東4局1本場。
ここで小宮選手にリーチ、平和、タンヤオ、ドラ1の満貫以上確定のテンパイが入ります。
しかもこの時点で山に6枚残り。ここで親の満貫が決まれば、試合の大勢が決まってしまう……見ていた誰もがそう思ったでしょう。
しかし、ここでひっそりと追いついた選手がいました。
原選手がここで、小宮選手の当たり牌である8索を引き入れ、カン3筒の追っかけリーチを敢行したのです。
これについて解説の岡田紗佳プロは、
「いいね、いいよ、素晴らしい!わかってるね、この一発勝負、ここであがられたら終わりだと」
と絶賛していました。
この時点では枚数的にもまだまだ小宮選手有利の状況でしたが……
麻雀の神様は、またもや悪戯を仕掛けます。
安藤選手にここでテンパイが入りますが、なんと出ていくのは……
浮いてしまった3筒。なんとこの勝負、原選手が勝ったのです。
しかも、裏ドラは山に1枚だけ残ってた3筒。
このパターンしかありえないあがりで、小宮選手の親番を流すことに成功したのです。
もちろん様々な偶然も重なった結果ではありますが、この時の原選手のあがりには、山に可能性がなくとも勝てる麻雀の恐ろしさを見た気がしました。
原選手はこの後も2000点ながらあがりを決め、小宮選手とのトップ争いの構図ができあがりました。
南2局。
中田選手の配牌に、弩級の大物手が見えます。
すでに字牌3種類と七萬が対子。萬子が多め。
混一色が丸見えの手牌です。
さらに中、七萬を引き入れ、混一色どころか役満・四暗刻すら見えてくる手に化けました。
ここから逆転なんてことになれば、とんでもない事件です。
それを許さんとばかりに……
トップ目の小宮選手からリーチが入ります。
しかし、中田選手もこの手をオリるわけにはいきません。
さらには、2着目の原選手も仕掛けを入れて対抗してきます。
中田選手の手で浮いてるのは三萬。
原選手の二度目の仕掛けでテンパイが入りますが、待ちになったのは……
三萬。
中田選手がテンパイした瞬間、こちらに振り込んでしまいます。この時点でかなり厳しくなりました。
結果は、先にリーチをかけていた小宮選手の勝ち。
ライバルたちの追い上げを振り切る、大きなあがりでした。
小宮選手は次局も5200をあがり、5万点を突破してオーラスに突入。2着目の原選手で倍満ツモ、他の2人は役満ツモで逆転という大きな条件を突きつけ、さすがに決まったか、という雰囲気が流れました。
しかし、最強戦の神は、今年もドラマがお好きなようです。
オーラス。
倍満の手をとにかく作りたい原選手。
ドラを含んだ混一色に向かいます。
倍満を目指すならば、リーチ、ツモ、七対子、ドラドラ、裏裏……という道もありますが、彼女はより強い手を目指しました。
実況の日吉プロが「自分のツモを信じた。見てみたいね」と期待の声をあげます。
この手が……
こうなりました。
染め手に向かって正解。
裏ドラがなくても高打点が見込めるようになってきました。
さらに選択が訪れます。
ここで原選手は、清一色に向かわずに四萬を切ります。
これで原選手の方針が視聴者や解説席にも明らかになりました。
ツモ、混一色、七対子、ドラドラ。
ここに来て、難しい条件をクリアしてきたのです。
まだ22歳の『キンマ買い占め少女』。
彼女が『無双状態の実力派とファイナルを争う最後の砦』に化けた瞬間でした。
強かすぎる。あまりにも。
さらに原選手は中を引き入れ、その手の形が完全に決まります。
この中はこの時既に1枚切れ。
同じ手牌を目にすれば、清一色との分岐点で先に切っていた人もいたはず。
おそらく彼女のプロ雀士としてのキャリアの中でも1、2を争うほど、この時のツモは噛み合ってたかもしれません。
対する小宮選手もここでドラの七萬を手の中に入れ、完全ガードの体勢に。
「これでどうだ?」と、その表情に力がこもります。しかし、既にあと2枚のドラは原選手の手元にありました。
ついに、原選手が伍萬を2連続で引き入れてテンパイ。
ツモれば条件達成、しかし直撃はもはや巡目を考えても期待できない……
彼女はリーチの選択をしました。
この当たり牌の八萬、この時山に1枚。
「やるかもしれない……!」
そんな期待が膨らみます。
……無情にも、最後の当たり牌は、遠く離れたライバルの元にたどり着きました。
結果は流局。
冷静に止め切った小宮選手。しかし、数字を見れば圧勝に見えたはずの彼女の表情に、安堵が見えたように感じたのは、気のせいでしょうか。
麻雀が起こすドラマには、筋書きはありません。
リアルタイムで流れは変わり、ひとつの動きで結果は簡単に捻じ曲がる。
最後に麻雀の面白さを感じさせてくれた両者のオーラスでの闘いは、いち視聴者として見事だったと言わせてください。素晴らしかったです。
対局後のインタビューでは、中田選手の「色々考えて、違うことしちゃって……」という、本人も少し後悔の残ってるような姿が印象的でした。
実は対局中、中田選手の打牌で実況解説席がざわついた場面がありました。
それは小宮選手のテンパイに一度追いついた、東2局1本場のこの場面。
ここで5索を切れば4・7筒待ちのテンパイだったのです。
しかしここで中田選手は打9索とし、テンパイをとらなかったのです。
それに対し、実況の日吉プロは「(5索は)打ちづらいってこと?最終手出し6索?」と、最終手出しの隣の牌で警戒したのかと考えたようですが、すぐに「でも6索ノーチャンスですよ、で、2索が通ってて……シャンポンにしか当たらないけど、6索切ってて(5索の)シャンポンにはしないですもんね」と言い、5索が実は切りやすい牌であったことを伝えました。
なお、この結果、そのままテンパイをとってたら当たり牌を掴んでおり、放銃を回避したというオチがついたのですが……これは結果論ですね。
中田選手は仕掛けも入って、いろいろ考えてしまったと語っていました。その他にも、放銃になった局の反省点もあったようです。
それに関しては、課題として持ち帰り、今後の成長の糧となることでしょう。それは、司会の小山さんもエールを贈っておられましたね。
ちなみに、僕は解説席がコメントした部分以外は気づきもしてませんでした。( ̄▽ ̄;)
……はい、かく言う僕がまだまだですね。
原選手もオーラスについて「テンパイできただけで奇跡」と語っていたり、自ら反省点を挙げるなどかなり控えめなインタビューでしたが、全体的に選択もハマってて、爪痕をガッツリ残していました。
優勝こそ小宮選手だったものの、この日の主役は間違いなく彼女だったといっていいでしょう。
……というわけで、今回の『女流新スター決戦』の優勝者は小宮悠プロとなりました。
自団体の女流リーグや、大会優勝経験もある実力派が、全体的に安定した闘いっぷりで見事勝ち切った、という印象でした。
おめでとうございます!
また、優勝された小宮プロをはじめ、熱い闘いを見せてくださった8名の皆様に、最後に拍手を送りましょう。
お疲れ様でした。
次回はレジェンド達が多く登場され、そこにMリーグで絶賛活躍中のタキヒサコンビも加わるという豪華なメンツとなっております。
今回とは雰囲気がまたひと味違う、ベテランならではの強さを見せてくれそうな気がします。
今からもう楽しみですね。
……それにしても……
可愛すぎんか、この人。
それでは。