『僕たちのラストステージ』
〈いやいや、本音やねん…(^_^;)〉
映画創成期、一世を風靡したローレル&ハーディのコンビ。ローレルが映画会社からの独立を目論んだがハーディがまだ契約が残っており2人同時の独立は失敗。その為復活しても、人気は元には戻らず2人の間はギクシャクしてしまう。
それから17年、2人はツアーの為イギリスに訪れるが泊まるホテルも三流・劇場もガラガラ、しかもローレルは映画製作を計画していたがどうもポシャリそうだ。このツアーも映画製作の為なのに。とにかく、イギリス中をマスコミで宣伝しながら出演し、最後には一流ホテルに宿泊し一流劇場で公演できるようになる。ところが、その矢先ふとした事で二人は大げんかをしてしまい…。
もう忘れられた芸人になってしまったローレル&ハーディの晩年のイギリス公演の物語。
最後に実際の《ローレル&ハーディ》の映像が映されていたが、やっぱり面白い。《ローレル&ハーディ》…、はやっぱりお互いが最高の【相方】。最高のコンビなのだ。
パーティでお互い相手を罵り激しい喧嘩をするが、後でお互い「あれは、そう思ってないよな」と仲直りする。が、いやいやあれは本音、でも本当の事だから怒れない「こいつほんとに俺の事わかってるな」と。これこそいい意味での大人の関係。一方、二人の奥さん達は決して喧嘩はしない、だってこの二人は本気の喧嘩をしたら終わりだもの。やっぱりこちらも大人の関係です。