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覚えてくれてた、思い出の味。

私は、祖母が作ってくれる
「だし巻き卵」が大好きです。


こんばんは🌙
今日の投稿も、家族の料理のおはなしです。😊

突然ですが、私は祖母の作ってくれる料理が好きです。

うまっ!!なんて刺激的な美味しさではなく、
土井先生の言葉を借りるならば、
からだの細胞が喜んじゃうような、、あたたかい美味しさ。

祖母にしか作れなくて、
私にしか感じることのできない美味しさがあるように思います。

以下でお見せしているのは、最近久しぶりに
「だし巻き卵」を祖母に作ってもらった時の写真です。

「油をながして…」
「流し入れる。」
「ふつふつしたら良い頃合い。」
「大丈夫。失敗は恐れない」
「良い焼めはポイントなのかな」
「トン、と」


「大根おろし、それは忘れずにだよねー!」

祖母は近年、痴呆症が進んでいて、

今言ったことをすぐに忘れちゃったり
沢山のことを同時に覚えてられなかったり、

だから、私が小さい頃に祖母に作ってもらった
あのだし巻き卵も
もう覚えていないかも、、と
心配していました。


「卵液は、昔のメモ書きレシピに。」

でも、
いつもは、短期間の帰省でバタバタしていて、
「祖母に料理を作ってもらう」という時間を
大切にできていなかったことに気付いたのです。

忘れてなんかいませんし、
作れなくなったわけでもありません。

ただ、祖母のスピードが
ちょっとだけゆっくりになった。

その当たり前の変化に気付いたこの頃。
それと同時に、変わらない美味しさに
なんだかすごく安心して、元気をもらえた気がしました。

そして、祖母が変わらず覚えていた「だし巻き卵」を見ていて、
私は、今度は自分で、その料理を守っていきたいと、
そう強く思うのです。


「この先も守っていきたい味」

長くなってしまいました、、、
では、今日はここまで。

ここまで読んでくださり、ありがとうございます😊
今日もおつかれさまでした!🙌

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