自分を客観的に描写してみた!?
是酔芙蓉は近付けば逃げて行き、離れると寄って来る。掴みどころの無い天邪鬼だ。親しいからといって味方には成らず、不仲だからといって敵でも無い。中性で中立。いつも一歩下がったところから人間を観察することが好きなのだ。
あまりに干渉しない為、家族からは気が利かない人と呆れられている。しかし、気が付いていない訳では無い。勘が冴え、細かいところまでよく見ているのだ。
一度、役割を与えられると、何事も器用にこなす。是酔芙蓉がその長所を生かし、アシスタントとしてオールラウンダーに働いているのは正に天職だろう。
これまで人生を賭けて絵を描くことに力を入れて来た是酔芙蓉だが、最近は小説を書き始めたらしい。物語の中であれば、是酔芙蓉の心の内を見ることが出来るだろうか。
2023年、33歳。私は2回目の大学生になった。
上記は、エッセイ科目のワークで書いたものに手を加え、簡単な自己紹介としてみた。
課題
「自分の欠点を長所のように、三人称で描写してみよう」
中々に都合の良い、さっぱりした人間像が出来上がった。程よい距離の知人にはこう見えているかもしれない。実際そうかもしれないし、違うかもしれない。深層はもっと歪で、ねっとりと陰湿、どろどろと執念深い気もする。人間とは自分でも分からない程、複雑な生物なのだ。
私が去年、文章を書き始めたのはBL小説の為だが、ここnoteでは純文学短編やエッセイを、自身の訓練も兼ねて不定期にあげていく。
大学同期の皆様も、見知らぬ方も何卒よろしくお願い申し上げます。
是酔芙蓉
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