【コロナ後はバリでワーケーションしよう】スピリットの宿るウブドにどっぷり癒される
海外の企業をクライアントに抱え、4年間で世界の88都市を転々と暮らしてきたJuliaです。
ワーケーションって何?
コロナウィルスの感染拡大による旅行業界への打撃とともに、ワーケーションという言葉に注目が集まっています。
ワーケーション=ワーク (Work)+バケーション (Vacation)の造語で、各地を旅行しながら仕事をすることを指します。私は2016年頃、会社員時代に会社に交渉してこの働き方を実践してきました。
マガジン "リモートワーク時代到来! さあ、世界で仕事しよう!" では、私が滞在した世界の都市から毎回1都市ピックアップし、滞在方法や快適さ、現地で楽しめる観光地やアトラクション、エピソードなどを紹介しています。
9つ目の都市はインドネシア・バリのウブドです。
バリにはビーチのあるクタやショッピングエリアが広がるスミニャック、リゾートのヌサドゥアなど様々な観光エリアがあり、DOJOという有名コワーキングがあるチャングーもデジタルノマドに人気がありますが、私個人的にはウブドが断然おすすめ。ウブドはジュリア・ロバーツ主演の "食べて祈って恋をして" にも登場し、癒しを求めに行く場所としても注目を集めました。生命力豊かなガジュマルの木、自然と共に生きるバリの人々、仕事をしながら滞在すればここにある全てが日頃の疲れを完璧に癒してくれるでしょう。
バリでどこに滞在する?
私は今までウブドではホテルに滞在していましたが、個人が所有するヴィラなどもAirbnbに掲載されていたので、広いスペースを求める人はairbnbを利用してみてもいいかもしれません。中心部ホテルは3000円からあります。もしバイクなどがレンタルできるならウブドから北へ行った棚田周辺のエリアもおすすめです。中心部と違ってのどかな自然と静けさがあり、ネイチャーリゾートを満喫できます。
ウブドで何が楽しめる?
ウブドで楽しめることはありすぎて全部紹介が難しいほど!ちなみにUbud、我々は "ウブド" と呼びますが、欧米の人は "ウブドゥ" と言います。アクセントを真ん中におく人も、最後におく人もいるという余談です。
・ウブド中心部でショッピング
ウブドといえば一面に広がるライステラスが有名ですが、中心地はショッピングストリートで、アパレル、雑貨、カフェ、レストランが立ち並んでいます。もちろんこのエリアにもホテルが集中していて、お店がたくさんあるので中心部は何かと便利です。
バリといえば神々が宿るとも言われるスピリチュアルな島。それもあってかヨガや瞑想の教室がいたるところにあり、ここでヨガの先生になるためのティーチャートレーニングなどを受ける人もいます。ヨガ用品を取り扱うショップも充実しています。お香や瞑想のためのティンシャ、シンギングボウルを取り扱う店もあり、ショッピングだけでも癒しの準備は万端です。
・ヨガ教室でリフレッシュ
ヨガショップでウェアをゲットしたらヨガ教室へGo! パソコンで仕事をしていると肩が凝りますが、ヨガは肩こりを癒してくれます。基本的にドロップインOk!1dayから1monthのチケットを販売している教室が見つかります。
せっかくウブドに来たのだから、早起きして朝からヨガを楽しみましょう。
・マッサージで疲れを癒す
ウブドはスパやマッサージも充実しています。インドネシアは東南アジアの中でもマッサージが安価でレベルが高い!上記の写真のようなきれいなスパでボディーマッサージが1時間2000円ほど。ローカルのマッサージショップは1000円くらいでしょうか(2018年情報)
インドネシア人は真面目な方が多く笑顔が素敵です。タイに比べると私語少なめで一生懸命体をほぐしてくれます。
・インドネシア料理を堪能する
バリに来たらインドネシア料理を堪能したいですよね?おすすめなのはウブドに2店舗あるBia Biaです。
インドネシア料理が手軽に楽しめます。上はカレー風味のスープに米麺と鶏肉を入れたソトアヤム。
鶏肉のサテ(焼肉)とおかずご飯のナシチャンプルー。おかずとご飯を混ぜるナシチャンプルーは絶品です。
日本人観光客が多いからかメニューには日本語があります。ちなみにここのライスワインもおすすめ。
ウブドはインドネシア料理以外も充実しています。特に西洋人が多いので、イタリアンやアメリカンが食べられるお店もたくさん。どこもお客さんを呼ぶためにHappy hourなどを実施しているので、仕事を早く終わらせて1杯飲みに行くのもありですね!
・スチームサウナでリラックス
ここはウブドでも誰にも教えたくない隠れ家SPA。まだ日本語の情報もネット上に掲載されていませんが特別に教えちゃいます。"Dragon Fly Spa" です。ウブドの中心部からバイクで10分程度。スチームサウナがめちゃくちゃ気持ちがいい。サウナを出ればプールがあって温冷交代浴が楽しめます。
入り口で入場料を払うと、体を覆う布と自然素材のスクラブがもらえるので、スチームサウナの中で肌のケアもできますよ。
寒い時はここで薪を囲んで温まることもできます。ベンチでぼーっと火を眺めたり、レストランで食べ物を注文してサンドイッチを頬張っている人も。私的にはバリで最もリラックスできる空間です。ぜひ行ってみて欲しいですが、混んで欲しくないので人に教えないでくださいね。
・モンキーフォレストでお猿さんに挨拶
ウブドの中心部には700匹の猿が生息するモンキーフォレストがあります。入場料を払ってお猿の森に迷い込めば、キュートなお猿さんたちに出会えますよ。
・最高級コーヒーを嗜む
インドネシアの最高級コーヒーといえばコピ・ルアック。ジャコウネコのフンから取れるコーヒーで、その貴重さから東京では1杯5000円で提供しているサロンがあるとかないとか。ウブドの中心部から棚田方面にバイクを走らせると途中にLumbungsari Coffee Kengetanがあります。
Lumbungsari Coffee Kengetanはルアックコーヒーの農園で、ジャコウネコはもちろんコーヒー豆完成までの工程を見学することができます。ちなみに上は紅茶の試飲。見学や試飲はもちろん無料。コピ・ルアックは400円ほどで1杯飲むことができます。一度コピ・ルアックを口にしてみたいという人にはおすすめ。
・ナチュラルコスメ作りを体験する
ウブドのSantica Spa では、お花や穀物、果物など植物由来のコスメづくりが体験できます。ちなみにこのSPAで施術に使われるクリームも全て手作り。
"あなたが必要なものはあなた自身が知っている。心を開いて、エネルギーを感じれば分かるのよ。大切なのはあなたの周りのものを愛でること"
初めてここに来たのは2015年の1月。SPAのオーナーのJasiさんのこの言葉に影響を受け、2017年にも再訪しました。
SPAに美しく咲く花々が、料理をするかのようなプロセスでコスメに変身させていくのがSantica Spaのワークショップです。ワークショップの後は、自分で作ったナチュナルコスメでマッサージの施術を受けることができます。
Santica Spaでマッサージを受けると場所のエネルギーが良いのか、空気がピカピカ振動してみえます。ぜひこれに参加してJasiさんのビューティー哲学に刺激を受けてきてください。
・Green schoolを訪問する
アンジーも自身の子供を入れていたというバリのGreen School。校舎は全て竹で作られ、自給自足や自然に寄り添った暮らしをしながら学ぶことができるバリのインターナショナルスクールです。世界的に話題な学校だけに、ウブドからの観光ツアーも組まれていて、事前予約をすれば校舎を見学できます。
またGreen Schoolのそばに建てられたGreen village のバンブーハウスを見学することができますよ。Green Schoolは寮制ですが、家族がGreen villageに暮らし、Schoolに通わせている親もいるとか。
Green villageのお家はとにかく豪華でラグジュアリー。窓はありません。学校の関係者でなくとも、宿泊予約サイトから滞在の手配ができます。
書斎もあるので仕事もバッチリできそうですね。
ベッドルームも快適そう!
プールもあります。1点蚊に刺されないかだけが懸念点ですが、いつかは泊まってみたい場所のひとつ。
ウブドのどこで仕事する?
ウブドで有名なコワーキングスペースといえばHubud。ここを参考にコワーキングをはじめたという人も世界中にたくさんいるそう。コワーキングのパイオニア的存在ですが、とにかく居心地が良いです。
ライスフィールドを臨む作業スペース。感度の高いノマド達がここに集まります。
次に紹介するのはマイアミや東京にも支店をもつコワーキング・コリビングのRoam。コリビングの雰囲気がとても素敵でした。
仕事に疲れたらプールでリフレッシュ。
HubudもRoamも料金設定は他と比べて高めです。
コワーキングを利用すれば世界から訪れる起業家やフリーランサーとのネットワークが持てる。ここから仕事が発生することもなきにしもあらず!利用料が高くともその価値は十分にあるでしょう。
ワークショップなども頻繁に開催されていて、世界の最新サービスなどを知ることもできます。バリを訪れたらぜひコワーキングを利用してみてください。
ウブドのノマドスコアは?
ウブドのノマドスコアは39点です。ウブド自身がもつ癒しのパワー、そしてウブドには様々なアクティビティやレストランも揃っており、仲間と出会えるコワーキングスペースの設備も整っています。物価に関してはタイよりも2割くらい安め。ぜひ癒しとネットワークを目的にデジタルノマドには訪れて欲しい場所です。