誰かや何かに影響されそうになったら "私はそうは思わないゲーム" が効果的な話
最近はまっているゲームがあります。その名も "私はそうは思わないゲーム"。ゲームと言っても頭の中でやっているだけなのですが、これがたくさん気づきがあって面白いのです。
特に人に影響されやすい、洗脳されやすいという人にはオススメです。
人はすぐに "誰か" や "何か" に影響される
人というものは簡単に誰かや何かに影響される生き物です。育ててくれた両親や、一緒に育った兄弟、学生時代の友人、会社の上司、さらには世間やマスメディアまで・・・。
自分の周りの人々の言うことを聞いて、人生を選択してきたという人も少なくないのでは?大企業信仰、正社員信仰、世の中には様々な宗教があるように、様々な信仰がありますね。
マスメディアは人々に影響してクライアントの商品の購買を促すのがビジネスです。媒体を使って価値観を植え付け、商品購買まで持っていく。知らない間に私たちの購買行動はコントロールされていたりもします。
アフターコロナは間違いなく大衆の意見に流される人よりも、自ら人生を決めて歩んでいける人が強い時代になるでしょう。
まずは影響されていることに気づく
大事なのは影響を受けているということに気づくこと。同調圧力のかかる集団の中では、いつの間にか影響に気づけなくなっていることもあります。
違う意見を持っていると他のメンバーとぶつかって仲間外れにされるかもしれないからとりあえず意見を合わせておこうというところから始まり、それが当たり前になってくるともはや自分の頭で考えなくなる。
例え意見を持っていたとしても、主張することなくそこで生きていくためにそれを殺して周りに合わせていくうちに意思をなくす。これはまさに "影響" を受けている状態ですね。
私はそうは思わないゲーム初級編 "趣味趣向"
"コーヒーが飲めない人は人生を損している"
"長渕剛こそが本当のスターだと思う"
"せっかく女に生まれたなら髪を伸ばすべき"
上の4つの共通するのは人それぞれの好みということ。コーヒーが飲めない人は紅茶をエンジョイしているでしょうし、2つ目は長渕剛を知らない人からしたら「はあ」と反応に困るでしょう。ショートヘアこそ女の魅力が光ると信じている人もいるはずです。
中学生の女子グループあたりでは、この辺りの趣向が違うと仲間はずれにされることもあるかもしれません。成人であれば趣味趣向で言い争いになることはないはず。
私はそうは思わないゲーム中級編 "常識"
"30までに結婚すべき"
"子供がいない人生は不幸"
"離婚したら子供が不幸になる"
このあたりからやっかいになってきます。常識と書いてありますが多数の人が信じているだろうことです。このあたりは学生時代に仲のよかったグループでも価値観が違うと仲間割れの原因にもなってくるのではないでしょうか。
マスの時代は、まだ多数の人々が信じている方と逆を選ぶことはなかなか勇気のいることだったでしょう。しかし多様性が重要視され、個人が自分の幸福に責任をもつ必要のあるこれからは常識はどんどん解かれ、趣味趣向に昇華していくのではないでしょうか。
私はそうは思わないゲーム上級編 "メディア"
権威のありそうな人が学者がごとく語る記事や名のしれた媒体に書かれていることは、最もらしくみえるために影響されやすいものじゃないでしょうか。SNSに流れてきたニュースを全て自分ごととして受け取っていませんか?
同じコロナ不況で検索しても
という暗いニュースもあれば、
という明るいニュースもある。
ひとつの事象におけるどの部分をピックアップするかで情報は180℃変わります。さらにコメントしている人は単にポジショントークをしているだけ。何を真実として自分に取り入れるかは自分次第なのです。
影響される人生かそれ以外か。これを選ぶ過渡期に私たちは立っている気がします。
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