【政府も100万円補助!】アフターコロナは地方移住がトレンドに!ロシア版ダーチャのススメ
こんにちは、ジュリアです!
自然豊かな田舎町に家を借りてみました
今回は私のことを少しお話しようと思います。
2016年頃から2020年の1月まで、いわゆるデジタルノマドとして世界の各都市を転々としながら暮らしてきました。仕事はフリーランスで海外の会社からWebサービスのローカライズ案件を受注しており、出社や勤務時間の縛りがなかったので、叶ったライフスタイルでした。
2020年の1月に訪れたのがミャンマー、そしてタイ。私が日本に帰国したのは、コロナ感染者第1号がタイででた1月15日頃。それからも、次はどこに行こうかと考えているうちに、日本での感染者が増え、日本人は入国拒否、ロックダウンとどこにも行けない状態になってしまいました。
ところでこんな生活をしていたため、私は日本では物件を契約しておりません。しばらく海外渡航は難しそうだし、日本で落ち着こうとと自然豊かな場所に一軒家を借りることにしました。
アジアの島などは訪れたことがありますが、日本の田舎暮らしは今回が初めて。朝はかっこうをはじめとした鳥たちが目覚ましがわり。空気からは森林の香りがするし、潮騒が聞こえてくるし、想像以上に豊かな環境に初日から驚き。近所の商店には新鮮な魚や野菜が揃い、値段も首都圏の1/3くらいで物価が安いです。
ご近所を散歩してみると、菜園を持っている家がほとんどでキャベツやみたことのないくらいぶっとい大根など様々な野菜を育てています。
コロナが長引けば食料がなくなる?
日本の食料自給率は2018年の農林水産省の発表によると37%。100%を超えるアメリカやフランスなど他先進国に比べるとかなり低い数値です。63%を他国に頼っている状態の日本ですが、コロナウィルスの影響で食料生産国が自国を優先するという動きが出てきています。
ロイター通信などによると、世界最大の小麦輸出国のロシアは国内供給を優先し、4~6月の穀物輸出量に制限を設けた。
世界3位の米輸出国で、毎年約700万トンを輸出するベトナムは、3月下旬に新たな米輸出の契約を停止した。
ロシアの食糧危機を救った 菜園付きハウス "ダーチャ"
ロシア人の人口の半分は "ダーチャ" と呼ばれる菜園つきのセカンドハウスを保有しているそう。ここで野菜を育てて、保存食などを作るのが現代のロシア人の休日の楽しみ。その昔スターリン政権の時代に食糧難が起こった時、ロシアでは国策として自給自足が推奨されたとか。
「自分の食糧を自分で守る」を名目に、国有であった土地をダーチャとして与えられ、ここで自給自足をすることによって食糧難を逃れたのです。
アフターコロナは日本人もダーチャを持とう!
コロナ下ではリモートワークの導入が進み、パソコンさえあればどこでも働ける人が増えそうですが、これで促進されるだろうことといえば地方移住。
通勤が必要ないのなら、首都圏に暮らす必要性はないし、生活費も地方の方がグッと抑えられますね。
さらに場所によっては無料で譲ってもらえる空き家まであります。そしてできたらこの菜園つきのダーチャを持つとよりベターであるということ。
地方移住をすれば、居酒屋で毎晩友達と飲むことはできなくなるかもしれませんが、その分時間が増え、菜園を始めれば野菜との対話が楽しめるでしょう。
次の海外渡航までは時間がかかりそうな今、私もダーチャを持つことを検討しています。
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