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コロナうつ社会とその先にあるもの、東京オリンピック(1)
今月の中頃、厚生労働省が「コロナうつ」と呼ばれる症状について1万人を目処としたインターネットリサーチを実施したようです。
ここ数ヶ月よく聞く「コロナうつ」という言葉。実はあくまで俗称で、その実態を掴みかねているのが実情です。
以下、コロナうつとして挙げられている症例の一例です。
出典:https://ayase-mental.com/%E3%81%93%E3%81%93%E3%82%8D%E3
あなたの「音」もコンテンツになるー声でマッチングする未来ー
在宅勤務になって、音楽を毎日聞くようになった人も多いのではないだろうか。
音楽アプリ「spotify」や「podcast」、ひいてはラジオの利用者まで増加しているらしい。
また、アメリカでは「Clubhouse」 という音声SNSがシリコンバレー界隈を賑わした。
このサービスでは、様々なテーマのおしゃべりが開催されて、自由に参加したり質問したりできるのがウリらしい。
テック業界の有名人が参加して
「デジタルヒッピー」化する世界(1)ー危機の時代は「人間」の時代になるー
アフターコロナを考える際に、これまで人類が体験してきた「普通や当然が覆された時代」に目を向ける必要があるように思います。
自分たちの信じてきたもの、過信してきたものが、破壊されたり奪われたりした時、先人等は何を考え、どう行動してきたのか?
例えば1968年。
世界中が変革と停滞の狭間に混迷を深めた歴史的1年でした。ベトナム軍によるテト攻勢。キング牧師暗殺。5月には日本やパリで反体制学生運動が勃
未来の空の行方。都市集中型か地方分散型か
飛行機の体験って、日本人にとって海外旅行が一般的になった1980年代前後から、約50年間殆ど変わっていないのではないでしょうか。
それというのも数ヶ月前、飛行機の窓から朝のヨーロッパの輝く山脈を見下ろしていました。
肩身の狭いシートで若干の窮屈さと、窓の景色が分厚いガラス越しに此方に流れ込むような開放感の狭間で、自分は地球に生きているんだという認識がじんわりと湧き上がる、宙に浮いた感覚。
そう
アフターコロナの未来予測には、データとマニフェストが重要である
夕暮れをスケッチしていた画家が、次第に移りゆくその様をなんとかキャンバスに描き出そうと苦労していたが、最後は夜になってキャンバスを真っ黒に塗りつぶしてしまった。そんな話をどこかで聞いた覚えがあります。
未来を語ろうとすると、この画家のように頭を抱えるものです。
それというのも、未来は1つには物理学の領域であり、また人間の意志の領域でもあり、歴史観の中で捕らえられるものでもあり、或いはSF的表象