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【イベントレポート】Futuretimeline Project-Money Health #3プロトタイプセッション(12月4日開催)
こんにちは、フューチャーセッションズの富田です。
今回は、ヒューマンルネッサンス研究所さんと9月に立ち上げたFuture Timeline Projectのセッションの様子をご紹介します。(本記事では第3回プロトタイプセッションをご紹介)
Future Timeline Projectとは
短期の個別対応では解決が難しい社会課題に対して、中長期の視点を共有しながらより良い解決策を共に創り出すことを目指す、共感・共鳴による未来のデザインとアクションづくりのプロジェクト。
テーマを設定し、Future Timelineオープンセッションを定期的に開催。毎回3時間、共創アクションを生み出していくためのセッションを展開。またセッションアウトプットを可視化し、広く発信・共有していきます。
詳細:https://www.futuresessions.com/news/32057/
プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000037790.html
今年度のテーマは「Money Health 〜社会も個人も豊かにするお金の健康のあり方とは? 〜」
2035年までのタイムラインを共創しながら、社会・技術・価値観の変化を捉え、お金のあり方がどうなるのか考えます。そして、タイムラインの変節点を起こすため、乗り越えるためのアクションを考え、実際にプロトタイピングをしていきます。
12月4日に、第3回プロトタイプセッションを開催しました!
第3回のプロトタイプセッションが、Money Healthの最終回。様々な企業から、約20名の参加者にお越しいただき、第1回で作成したタイムライン、第2回で創出した変化を起こすアクションアイデアも元にし、アクションを具体化するための企画・試作を行いました。
*第1回タイムライン共創セッションの様子はこちら
*第2回アクション創出セッションの様子はこちら
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まずはこれまでの2回のセッションで生まれたタイムラインをまとめたインプット資料を説明。
その後、2035年に向け、変化のきっかけ(変節点)を起こすためのアクションをグループで対話し、各自の「自分ごとで起こしたい変節点」を元にチームを形成!4チームが生まれました。
まずはこれまでの2回のセッションで生まれたタイムラインをまとめたインプット資料を説明。
その後、2035年に向け、変化のきっかけ(変節点)を起こすためのアクションをグループで対話し、各自の「自分ごとで起こしたい変節点」を元にチームを形成!4チームが生まれました。
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グループで対話しながら、アイデアを可視化し、他の方と共有・ディスカッションできるように、アクションを具体化するためのプロトタイプ(試作)を作りました。作成の際には、次の観点を意識しました。
1. 現状から2035年のありたい姿に向け、どのような変節点を起こしたいか
2.誰が、どういう状態になっているか?
3.何をどのように提供しているのか?
4.それを持続的・継続的に実行するための仕組み・仕掛けは?(お金などの流れ)
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2035年のありたい状態として・・
「個人がイキイキ・ワクワクしながら働いている」、「自分なりの軸を持って人生の選択をしている」、「自分の余裕を自覚しながら余裕資本(リソース)を循環させられている」、「会社でもコミュニティとしてのつながりが増えている」といったアイデアが描かれました。
このような2035年を実現するためには、個人が自分を見つめ直せるアプローチをするアクションや、個人の願望を支える・後押しするコミュニティや会社の仕組みが必要なのではないか、といった意見が出ていました。
例えば、
イキイキワクワクを個人が見出し、それを可能にするための会社の公式な制度
自分軸を見出すためにあえて自然を相手にした「理不尽な」体験をする
自分の余裕に気づかせてくれる、他者(余裕コーディネーター)の存在
感情トークンやコミュニティの見える化といった仕組み
セッションを終えて1ヶ月。現在は、ヒューマンルネッサンス研究所さんと打合せを重ね、セッションで生まれたアイデアを整理・考察しています。
すでに世の中には似ている制度・アクションの存在もあるようですね。こうしたアクションや一人ひとり想いをうまく共創できれば変化はきっと起こる!と感じました。
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全3回、2035年までのタイムラインを個人の価値観・技術・社会など、さまざまな観点で共創し、変化を起こすポイントを見つけ、アクションアイデアの試作まで行いました。
参加者からは、「楽しかった!」「段階的に未来を考えることで、未来の状態について解像度を上げられた」といった感想をいただいています。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!
FutureTimeline Projectは始まったばかりです。
次回以降も、テーマを変えたり、進め方をブラッシュアップしながら、ありたい未来を実現するためのアクションを考えていきます!
FSSのホームページ等でもプロジェクトの裏側を公開予定ですので、お楽しみに!
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