【対談vol.1 後編】感謝の声が届く広告プロモーション_株式会社ダスキン
前回の記事では、”企業キャラクターの育成”について、ダスキンご担当者の橋本さんと弊社プロデューサー高関にお話しを伺いました。
今回は「ダス犬」がお客様とのコミュニケーションで、成長していった過程に迫ります。
①スタッフ全員が手応えを感じた、「ダス犬」塗り絵コンテスト
─今年で5回目を迎える「ダス犬 コロリアージュコンテスト」も大変好評のようですが、手応えはいかがですか?
橋本:
参加された方々からの生の声が本当にうれしいです。ご年配の方が50年ぶりに塗り絵をしましたとか、子どもたちと塗り絵をする時間がとても楽しかったなど、さまざまな声をいただきました。
単なるコンテストではなく、そんな”有意義な時間”をお客様に提供できたということが、新しい発見です。コンテストを企画した一人として、自信にも繋がりましたし、「企業キャラクター」の一つのあり方として大事にしていきたいと思っています。
高関:
あまりこういう広告プロモーション系で、感謝の声を生でもらうことって少ないんですよね。
塗り絵と一緒に、直筆のコメントを添えてくれる方が本当に多くて、これは可能性があるのではと感じました。当初郵送のみの応募でしたが、オンライン応募を追加して間口を広げたり、応募するみなさんの声を記入できるよう、改修したりしました。こういたユーザーのニーズや、ダスキンさんのオーダーに柔軟にすばやく動けたのはよかったと思います。それは弊社が、システム開発からデザイン・構築に至るまで、社内のスタッフで一貫して制作していたからこそできたことだと思います。エンジニアとも直接日々話しているので、こんなオプションならつけられますよと、一度持ち帰らなくても、その場で提案できたのもよかったと思っています。
橋本:
「ダス犬」の当初の目的である、キャラクターを通してダスキンという会社を知っていただき、愛着を持っていただくことは、このコンテストにおいては、ある意味達成できているのかなと思っていますので、次のステップに進めていきたいですね。
②これから「ダス犬」はどんな子に育っていく?
─最後に、「ダス犬」は、将来的にはどのように育っていってほしいと思っていますか?
橋本:
ダスキンはレゴランド・ジャパンと現在マーケティングパートナー契約を結んでいるので、名古屋のパーク内にレゴブロックでできた「ダス犬」を展示しています。それを見たお子さんが「ダス犬がやってるんだから、僕も自分の部屋をお掃除してみようかな」と言っていたというSNSの投稿を見て、子どもでも、「ダス犬」がお掃除の会社のキャラクターだとわかってくれている!と、うれしく思いました。
純粋に、「キャラクターから会社、会社から掃除、そして、行動(掃除する)」に結びついたことは、会社としてもとても価値のあることだと思います。キャラクター施策をやっていて間違ってなかったと実感できました。
まだまだ、「ダス犬」自体が今すぐ会社に対して明確な利益をもたらす存在になるとは思っていませんが、将来的になくてはならない存在に成長してほしいとは思っています。
高関:
あらゆる人たちを巻きこんで「ダス犬」のコアファンを増やしていきたいです。ダスキンさんの社内はもちろん、関わるすべての人に愛してもらいたい。それを広めていくことが僕の仕事だと思っています。
最近は、ダスキンさんの他部署でも「ダス犬」を使いたいという声をいただくことが増えています。
僕たちが”いいね”ということが、どんどん広がっている実感がありますね。
いずれは、ダスキンさんの会社全体として、「ダス犬」をもっと世の中に出していこうとか、「ダス犬」グッズを出そうとか、「ダス犬」でCMをやろうとか広がっていけたらと思っています。
「ダス犬」を愛してもらって、「ダス犬」が世の中にも広がり、その結果、金銭的にも会社に貢献できるようになるのが僕らの野望です(笑)。
お二人から、溢れ出す「ダス犬愛」。
企業キャラクター育成の秘訣はこの愛情にあるようです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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