コーヒーの格付けとは
コーヒーの品質や価値を判断する方法として「格付け」があります。
格付けは国によってさまざまなのでややこしい…
今回は「格付け」の方法をサクッとまとめていきます。
格付けの種類
農園の標高(中米・メキシコ)
豆の大きさスクリーンサイズ(コロンビア・ケニア・タンザニア)
品質の悪い豆の量(ペルー・エチオピア)
スクリーンと品質(ブラジル・カリブ海諸国)
国によって格付けの種類が様々ですよね💦
少しふかぼってみていきます。
音声でも解説しています。
隙間時間のに勉強しましょう👍
農園の標高による格付け
中米諸国やメキシコなどで採用されている格付け方法です。
標高が高いと何がいいのか?
それは気温が低く、寒暖差が激しいところです。
コーヒーは成熟期間が長いほど美味しくなるといわれています。さらに寒暖差が大きいほど風味豊かになるといわれています。
つまり、美味しいコーヒーを作るのに標高も重要な要素なんです。
グアテマラSHBって見たことありませんか?
この「SHB」という表記が標高の規格を表しています。
※ちなみにSHBはグアテマラで最も標高の高い地域で収穫されたコーヒーになります。
国名の後に英語が2~3文字書いていれば標高を表していると覚えましょう。
スクリーンサイズによる格付け
コロンビア・ケニア・タンザニアが採用する格付けです。
スクリーンサイズとは日本でいう「ざる」みたいないな物です。
生豆をふるいにかけてサイズ分けしていきます。
豆が大きい=しっかり完熟している
日当たりの悪い場所や風通しの悪い場所ではどうしても十分育たない場合がありますよね…
未成熟の豆を選別することでコーヒーのおいしさや品質を維持しているんです。
欠点豆の数による格付け
ペルーやエチオピアで採用されている格付け方法です。
欠点豆とは「虫食い」「未成熟」「割れ豆」など様々な理由できれいな豆に育たな物のことを言います。
虫食いの豆や未成熟の豆が混ざっていると味わいに悪い影響が出るのは感覚的に分かりますよね。
フルーツの虫食いや傷んでいる部分と同じ感じです。
品質の悪い豆を選別して味を安定させているわけです。
スクリーンサイズと欠点豆の数で格付け
ブラジルなどの国で採用されている格付け。
上で説明して方法を組み合わせて格付けを行っているパターンです。
ブラジルの場合は風味なども格付けの評価に含まれており、やや複雑です...💦
まとめ
それぞれの国ごとに格付けの方法が違うので少しややこしいですよね...
今後はそれぞれの国の特徴などにフォーカスして記事を書いていきます。
お楽しみにお待ちください。
最後に
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