FUTURE COFFEE ハンドドリップ会の豆紹介
皆さんご覧いただきありがとうございます。
カフェ活をアップデートするコミュニティ「FUTURE COFFEE」で開催されるハンドドリップ会の豆紹介を行います。
FUTURE COFFEE では定期的にハンドドリップを行っているのでご気軽にご参加ください。
コミュニティーの参加はこちらから👇
今回使用するコーヒーの紹介
今回はケニアのコーヒーを使用します。
焙煎は京都のyoshihara coffeeさん
素敵なお店作りでシンプルな空間が素敵なお店です。
京都に行かれた際は是非お立ち寄りください。
instagramではケニアへの思いなども語られています。
https://www.instagram.com/yoshihara.coffee?igsh=aDUzOHJpajlnaXZt
コーヒーの詳細
KieniAB
country:Kenya
Region:Nyeri
Process:Washed
Cultivar:Batian SL34 ruiru11 SL28
Flavor notes:black currant,rhubarb,grapefruit,apricot,iwa nori
基本情報をもう少し分かりやすくします
産地:ケニア ニエリ地域 Kieniファクトリー
精製方法:ウォッシュド(水洗)処理
品種:Batian、SL34、Ruiru11、SL28
フレーバーノート:ブラックカラント、ルバーブ、グレープフルーツ、アプリコット、岩海苔
ケニア産コーヒー「KieniAB」と生産地の詳細
KieniABは、ケニアのニエリ地域で生産されているコーヒーです。
Kieniとは、ケニアのコーヒー生産システムにおいて「ファクトリー」と呼ばれる施設の一つです。ファクトリーは、周辺の小規模農家から集められたコーヒーチェリーの一次処理(果肉除去、水洗処理、乾燥)を行う重要な役割を担っています。
「AB」という表記は、豆のサイズ分類を表していてケニアの等級システムにおいて高品質とされる豆のサイズです。
ケニアの等級システムは豆の大きさで決まっています。
主に4つに分かれていて
AA > AB > PB (ピーベリー) > C の順で品質が高いとされています。
精製方法について
ウォッシュド精製は、コーヒーチェリーから豆を取り出し、水を使って丁寧に洗浄する方法です。この方法は、ケニアコーヒーの特徴的な味わいを引き出すのに適しており、クリーンで明るい酸味を持つコーヒーを生み出します。
ちなみにもっと複雑な味わいを感じるナチュラル精製というものもあります。ナチュラル精製はコーヒーチェリーを天日干しなので乾かしてから豆を取り出すので複雑な味わいが楽しめます。
ケニアの主要コーヒー品種
Batian
SL34
ruiru 11
SL28
これらの品種のうち、SL種(SL28、SL34)がケニアコーヒーの主要品種となっています。
各品種の
Batian特徴
比較的新しいハイブリッド種
CBDとさび病に耐性がある
樹高が高く、品質重視の小規模生産者向け
カップクオリティは今後の発展が期待される
SL品種
ケニアで90年近く栽培されている伝統的な品種
寿命が長く、収量が多い
優れたカップクオリティを持つ
病害虫への耐性が低いのが課題
Ruiru11
病害虫に強い耐性を持つハイブリッド種
通常、他の品種と混ぜて使用される
今回のケニアのコーヒーの味わい
ブラックカラント:深みのある果実味
ルバーブ:さわやかな酸味
グレープフルーツ:シトラス系の明るい酸味
アプリコット:甘みを伴う果実味
岩海苔:わずかに感じる海藻のような風味(ケニアコーヒーの特徴的な要素)
ハンドドリップ会までにこっそり1回だけ飲みましたが、ケニアらしい味わいを感じる素晴らしいコーヒーです。複雑な味わいがケニアっぽい!
まとめ
KieniABは、ケニアの高品質コーヒーの特徴をしっかり感じる、風味豊かで複雑な味わいのコーヒーです。複雑ですがバランスの取れた味わいと興味深い風味プロファイルが最高です。
是非みんなで楽しみましょう。