中学理科の全単元で配りたい「オリエンテーションシート」の作成【教材研究】
みなさんこんにちは。理科教師になった人です。
私が理科を教えたい理由の1つ、それは、理科の知識・技能が「生活に直結し、様々な職業に活きる」こと、また身につけた科学的思考力や見方・考え方が「生きる上で役に立つ」ことです。
つまり、勉強する意味が詰まりに詰まった、魅力溢れる教科の1つなのです!
理科という科目を学ぶことで、生活に、将来に、そして自分にどう活きるのか。
学ぶ前から生徒たちに気付いてほしいと思い、授業前に配る「オリエンテーションシート」の作成を思い立ちました。
早速、中1生物の単元で作ってみました。
学習する前に、どのような活動をしていくのか簡単に体験できるコーナーを最初に記載。
学習前のイメージを高めるようにしています。
オリエンテーションシートのねらいは、先に述べた通り単元を学ぶ意義を見つけること。
そのため、単元の意義を中央に大きく掲載しました。ここで言う「意義」とは、「この単元を学ぶことでどんな力が身につくのか」という部分です。
今回は、主に生命分野の理科の見方である「共通点・相違点」を身につけることがこの単元の意義と言えます。
そしてその下に、生活との関連や、職業との関連を示しています。今回は生活との関連が少し薄いですが、他分野ではここが濃くなることもあります。
(例えば中1地学では地震についての知識が必要不可欠であること、中1化学では料理と濃度の考え方など)
そして最後に、この単元を通して知りたいことについてアンケートを実施します。
授業作りの参考にする他、「主体的に学習に取り組む態度」の評価資料として用いることができます。
このような感じで作ってみました!気になった点や改善点等ございましたら、気軽にコメント頂けると幸いです。