アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド、第1四半期の利益上振れを受けて上昇
2023年4月25日
アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド・カンパニー(NYSE:ADM)は、第1四半期決算報告で1.8%の売上の伸び、EPS予想は上回り、取引開始直後に上昇。
・第1四半期非GAAP EPS 2.09ドル、0.31ドル上回った。
・売上高$240.7B(前年同期比+1.8%)は予想通り。
プレゼンテーション資料は以下のリンク
https://s1.q4cdn.com/365366812/files/doc_presentations/2023/Apr/13/adm-investor-overview-2022.pdf
農業サービス部門の業績は、前年同期を大幅に上回った。南米のオリジネーションでは、優れたリスク管理が挙げられ、ブラジル産大豆の記録的な収穫による輸出需要の増加が、前年同期を大幅に上回る業績を牽引した。破砕の業績は前年同期並みであったが、精製品およびその他の業績は前年同期を大幅に上回った。
同社は、炭水化物ソリューション部門の第1四半期の業績は、非常に好調だった前年同期を下回ったものの、堅調であったと述べている。
CEOのコメント:「第1四半期の好調な業績は、急速に変化する外部環境の中で結果を出すADM独自の能力を示しており、当社の比類ないグローバルなフットプリントと能力を活用する機会に対応するチームの敏捷性を示しています。当社の幅広いポートフォリオは、世界の多様な食品、飼料、産業市場に貢献し続け、顧客と株主のために魅力的な価値を創造しています。」
調整後のセグメント営業利益は、前年同期の15.56億ドルに対して17.25億ドルが報告され、農業用製品および油糧種子事業のみから12.10億ドルが生み出している。
ADMの株価は、プレマーケットで0.46%上昇し81.17ドルとなっている。