病院の野球チームにも所属している。
コロナでずっと中止だった年1回の病院対抗の公式戦が今年は開催され、来週の日曜がその大会の1回戦である。
今日は大会前の最後の練習試合で朝野球だったが、1アウト1塁3塁の場面でライトを守る私のところへ打球(フライ)が飛んできた。
タッチアップとの声が聞こえたとき、なぜか私は2塁にランナーがいると思い、3塁へ投げようと身体を向けたが、ランナーは3塁にいる。
本来はホームベース(本塁)に投げなければいけない。
投げる瞬間に気づいて身体は3塁方向に向いた状態でホームに投げた。
その瞬間に肩に痛みを感じた。
気のせいだと思いたかったがどうやら痛みは気のせいではないらしい。
そのまま試合は終わることができたが、家に帰ってから痛みが増して、肩が上がらなくなってしまった。
痛みは肩鎖関節上にある、通常の野球肩などの痛みとは違うが、手を伸ばしたりして鎖骨が内向きに動くと激痛が走る。
やばい。
大会は4日後である。
急性期の対応はまずは痛みをとめること、安静にすることである。
しかし右肩を固定するのは仕事にも支障をきたす。
湿布をしながら痛みの出ない方向の運動を慎重に行い、なんとか仕事をこなした。
首が張ってくるが仕方がない。
職場で急性期から使えるマイクロカレントという微弱電流を流しながらアイシングをして昼休みをすごした。
普段、理学療法士、トレーナーで培ってきた知識を総動員してこの痛みを日曜日までにとる。
必要ならテーピングも使う。
なんとしても日曜日の試合に間に合わせる。
札幌では高校生が甲子園出場をかけて最後の夏の大会を戦っているが、ここにも一人最後の夏に向けて戦っているおじさんがいる。
お互い悔いを残さない、熱い夏にしよう。
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