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真っ白な世界。
先日のこと、娘と二人でキロロリゾートに行ってスキーをしてきた。
だいぶ娘が滑れるようになったので、少し大きなスキー場に行こうということで約15年ぶりのキロロ。
やっぱり札幌のスキー場とは違ってかなりふかふかのパウダースノー。
ですが、その日は濃霧と雪で山頂は一面真っ白な世界でちょっと怖い。
![](https://assets.st-note.com/img/1676809005520-28dwo7Emrl.jpg?width=1200)
真っ暗闇も怖いけど、真っ白な世界も怖い。
結局、私は極端に寄るものはそれが白であれ黒であれ恐怖を感じる。
極端な悪も極端な正義だって変わりはない。
またそれは恐怖と同時に畏怖の対象ともなってしまう危険性があるのではないかと思う。
何事も言い切ったり、自信を持っている人ってやっぱり強いように見えるし、正しいように感じてしまう。
それは宗教的な熱狂を生み出し、悪いことに使えば、詐欺なんか簡単にできてしまうだろう。
私は根っからのバランス人間である。
それは優柔不断とも言われるけど、「その考えもあるよね、でもこの意見ももっともだよね」などと考えてしまい、議論が進まないこともある。
自分の意見はあるけど、絶対ではない。
だからこそ対話が必要だと思っている。
さて、隣国ロシアの戦争が泥沼化してきており、もう開戦から1年が経過してしまった。
いまだロシア国内の世論がプーチンに偏っているのだから「極論」は強い。
この戦争の落とし所はどこなのだろか?
極論VS極論の対決は必ず多くの犠牲を払う。
いつだってその煽りを食らうのは周りにいる無関係な人々だ。
対話を放棄した先に待ち受けるのは天国か地獄か。
その二元論の間ある多くの幸せが犠牲になっていやしないか。
真っ白な世界で雪と戯れながらそんなことを考えていた。
あたまの中では「白日」がずっと流れていた。
#真っ白な世界 #二元論 #考え方 #生き方 #極論の果て #日記
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