例年になく早い雪解けもあり、もうすっかりグラウンドで野球ができる状態である。
今日はトレーナーとしてサポートしているチームの練習に参加してきた。
先週から室内練習場を飛び出し、今日から本格的にグラウンドでの練習がはじまった。
天気もよく、日が出ていれば気温10℃程度でもポカポカとあたたかい。
一日中、外に出て太陽を浴びたせいで、すでに顔が焼けてしまった。
「野球は外でするもの」
あたりまえだけど、北海道に住んでいる私たちにとってこの言葉は室内練習場を飛び出したときに本当にリアルに感じることである。
バッドにボールが当たる音、元気にこだまする子どもたちの声、監督やコーチの厳しくも熱い声、さまざまな音が飛び交うのを聞きながら、土の匂いを感じる。
毎年その瞬間に春の訪れと喜びを感じるのである。
なんて、感傷に浸っている間もなく、今日は怪我人の対応に追われていた。
例年にない早い春の訪れに身体のコンディションは追いついていないのか、めちゃくちゃに忙しい日になった。
心地よい疲れに、ビールが染みた、球春。
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