![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/55812829/rectangle_large_type_2_af7c2f8dd0d5e3dd0f35077331deb56d.png?width=1200)
【タティングレース フリーパターン】ミニモチーフVOL.2公開 ※作り方写真解説付き
皆さまこんにちは。タティングレース講師・作家として活動しているフッタリーテッタリーと申します。
このシリーズでは、あまり高度なテクニックは使わずに小さなモチーフを公開していくことにしているのですが、
みんなで楽しむフリーパターン、第2弾は七夕の季節にちなんで星モチーフを作ってみました。
完全フリー、SNS公開はもちろん、商用利用も可能ですので、いろんな方々に自由に楽しんでいただけたら嬉しいです。
1.編み図(パターン)
リングとブリッジ(チェイン)、ピコットとピコットつなぎのみの、シャトル1つ+糸玉でできるパターンです。
が、今回はそれに加えて、リングが外周にあるデザインのときに必要な『2回折ってつなぐ』という方法を行ってみたいと思います。
2.使用糸
今回も、使用したのはオリムパス製絲金票40番。鮮やかな黄色が色番541、青系のミックス糸(段染め)が色番M14です。
3.実際に作ってみましょう
※今回の画像は動画からの切り抜きのため、ピントが合っておりません。ごめんなさい。見えにくいですがお付き合いいただけましたら幸いです。
まずは2+P+3+P+2+P+3+P+2のリングを作ります。つなぐためのピコットは全て極小サイズにします。
ひっくり返して(RW)2目のブリッジ、またひっくり返して2+Pつなぎ+4+P+2のリング、ひっくり返して2目のブリッジと進みます。
ここまでで1パターンとなり、これをつなぎながら繰り返します。
最初のリングのピコットにつなぐところまできました。
このように、リングが外周にあるパターンの最後のつなぎは通常のピコットつなぎと同じようにはできないため、『2回折ってつなぐ』方法を行いたいと思います。
このとき、糸端と糸玉のブリッジ糸が全て裏側へ出ているようにしてください。
まずはつなぎたいかけ糸の上につなぎたいピコットを乗せる気持ちで1回折り上げます。
1回折り上げた状態では、画像のように、折り上げたピコットは裏向き、今作り途中のリングは表向きとなり、このままつないでしまっては捻れてしまいます。
そのため、同じ場所もう一度同じ方向に1回折ります。これで2回折ったことになります。
そうすると、どちらも表向き同士になりました。
向きが揃ったのでつなぎます。
つなぎました。モチーフは折り畳まれまままでそのままにしておいてください。
モチーフを折り畳んだまま、残りの2目を作ります。
リングの目数が揃いましたので、ここで初めてモチーフを開きます。形を整え、今作ったリングを閉めます。
2回折ってつないだリングは少し閉めにくく感じると思いますが、周りの他のリングとサイズが揃うように慎重に閉めましょう。
リングを閉めました。
ひっくり返して最後のブリッジ2目を作ります。
糸を切って裏側で糸処理し、1段目ができあがりました。
ここからは2段目。2+P+12+P(好みの大きさ)+12+P+2のリングを作ります。
ひっくり返して2目のブリッジを作り、ここからは1段目のモチーフにつないでいきます。このときに1段目のモチーフを裏側を向けて持ちます。
1段目の大きい方のリングのこの画像のピコットへつなぎます。
つないだ後1目作りました。
ひっくり返して3+P+9+P+2のリング→ひっくり返して3目のブリッジ→ひっくり返して2+P+3+P+2のリング→ひっくり返して3目のブリッジ→ひっくり返して2+P+9+P+3のリング→ひっくり返して1+P(1段目につなぐ)+2のブリッジ
これで2段目の1パターンとなります。このままつなぎながらこのパターンを繰り返します。
最初のリングのピコットにつなぐところまできました。ここでまた、1段目と同じように2回折ってつなぎます。
1段目のつなぎ方を参考にしてください。
つないでリングを閉めました。
ひっくり返して残りの最後のブリッジを作ります。
1+P(1段目につなぐ)+2を作ったら糸を切って糸処理します。
表側に向けて、星のモチーフの完成です!
4.YouTube動画もあります
今回の『2回折ってつなぐ』つなぎ方が静止画ではなかなか伝えづらいところが多く、動画の方が格段にわかりやすいかと思います。
よろしければご参考にどうぞ↓
※動画内に出てくるパターンが、一部目数が抜けています。
コメントには訂正文を入れましたが、動画解説は合っているので、申し訳ないですがパターンはこの記事の図をご覧ください。