「今も一緒に戦っている」小柄な弾丸アタッカーFP堤優太がゴールパフォーマンスに込めた思い
フットサル日本代表は4月18日に行われたAFCフットサルアジアカップ(アジア杯)の初戦でキルギス代表に2-3で敗れた。前ペスカドーラ町田のルイス・ベルナット監督は、日本を徹底的に分析してその長所を消してきた。FP堤優太も、持ち味を消された一人。それでも大会前のトレーニングから好調をうかがわせていた小柄なアタッカーは、何度か縦にボールを持ち運び、チーム2点目のゴールを決め、存在感を示していた。
キルギス戦に向けた前日練習を見た際に、キレのある動きを見せていたため『今大会はアジアが堤優太を知る大会になるかな』などと想像した。初戦ではそこまでのインパクトを残せず、チームを勝たせることもできなかったが、まだまだ活躍の場は残されている。
この日、初めて試合後にドーピング検査の対象と選ばれた堤は、試合終了直後からチームと別にドーピングルームに連れて行かれ、敗戦後のロッカールームには入れず、一人で試合を振り返った。試合終了から約1時間、ミックスゾーンに現れた堤は、「チームとしてセットプレーで3失点してしまい、プラス敗北、1点差で負けてしまったので難しい試合になってしまいました」と、試合を振り返った。
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