2022年度特別展「歴代総長・理事長遺墨展」を開催しました
不倒館では、令和4年(2022年)12月5日(月)~16日(金)の期間、特別展「歴代総長・理事長遺墨展」を開催し、初代総長・理事長 世耕弘一(24点)、第二代総長・理事長 世耕政隆(4点)、第三代理事長 世耕弘昭(2点)の書を展示しました。
初代総長・理事長 世耕弘一展示コーナーでは、ご寄贈頂いた「眼中無敵」をはじめ、普段は展示していない書を数多く展示しました。
「眼中無敵」の下にある「心欲小志欲大」、「心廣体胖」、「心眼廣体胖」の3枚の色紙は、卒業する学生たち一人ひとりに贈られたものです。
世耕弘一の書は、儒教のことばをもとに書かれているものが多く、文字の順番や文字そのものを変えるなど、世耕弘一自身がアレンジしているのが特徴的です。
また、世耕弘一は、本名の他に「寿山」という雅号を使用することもありました。
第二代総長・理事長 世耕政隆展示コーナーでは、俳句を4点展示しました。
世耕政隆は俳号を用いることがありましたが、この俳号に使われている漢字は世耕政隆のオリジナルです。
第三代理事長 世耕弘昭展示コーナーでは「竹」、「全てこれから」の2点を展示しました。
「竹」は元近畿大学職員で第二代総長・理事長 世耕政隆の運転手を務めた方が定年退職される際に、世耕弘昭から記念として贈られたものです。
不倒館の企画展開催に関する情報は公式Twitterやホームページにてご案内しております。ぜひそちらもご覧ください。
文:広報室建学史料室
(2023年4月26日公開)
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