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正月4日に高校サッカー部の初蹴りに参加してきました。
その時の内容を記録しておきます。

現役生の練習を見ながら、横でOBは年始の挨拶。ボールを蹴ってウォーミングアップ。
1時間も蹴ってたら、それだけで体はフラフラになりました。
普段蹴ってないと、ボールの硬さと速さに足がついていけません。

現役生の練習が終わると全員集合。
現役生の新キャプテンからOBに対して日頃の応援の感謝の言葉がありました。
なかなかいい感じのキャプテンでした。
今年はやってくれそうな気がしました。

OBからは最年長の方とプロになった元キャプテンから挨拶。
選手権へ行ってくれと期待を込めた挨拶でした。
(選手権=全国高校サッカー選手権大会:正月明けに国立競技場で決勝戦があります。今年の決勝戦は1月13日に開催されます)

さて、いよいよOBの試合です。
人数の関係でチームを3つに分けました。
1チーム8人。
フルコートを使うのはさすがにしんどいので、半面を使っての試合です。
1試合7分間、勝ち残りでぐるぐる回します。
勝ったチームはずっと試合を続けられるので、嬉しくてたまりません。
負けたチームは7分間休憩になります。

参加OBはつい1ヶ月前に引退した高校3年生18歳から61歳まで入っています。
4年ぶりにボールを蹴る22歳
毎日走っているプロ選手33歳などいろいろです。

さて、ここからは僕自身のプレーについて。
試合が始まってすぐに、
右サイドの後方の味方の選手がボールを持ってドリブル。
その前は空いています。
前方真ん中にいた僕は、空いている右前方へ横方向へ走ります。
そこへパスが出ました。
前で受けて、相手が近づいてきた時に、味方へバックパス。
元々ドリブルしていた選手へボールを戻すと、そのままゴール前へクロスボールを上げる。
シュート!
惜しくも入りませんでしたが、とてもいい形ができました。
これは勝てるかもしれません。


今度は左からの攻め
ゴールへ向かって左の前へ走り出すと、そこへパスが出てきました。
オフサイドかもと思いながらもコールは無く、そのままゴールに背中を向けたまま、左足でシュートを狙います。
振り向きざまのシュートなので、腰を捻って右を狙いますが、飛んだコースはゴールポストの左側。ゴールの枠の外側でした。

絶対後ろに相手がいると思ってたけど、誰もいませんでした。
みんな手加減してくれてます。

その後、味方の中盤の選手がシュートを打つ体制に入ったので、相手をブロックしようして正面に入っていくと味方のシュートを背中の真ん中で受け止めてしまいました。
単にシュートを邪魔しただけでした。

でも、自分なりに満足いくいいプレーもありました。

2試合目での事
ちょうどピッチのど真ん中、センターサークルの中で味方のゴール方向を向いて立っていると、後方味方からのパスを受けました。
パスを受ける前から見ていた左サイドのウイングの位置に立っている味方の選手。
これまでも何度もそこからの展開でチャンスにつながっていました。


「あそこへパスを出したら、前はフリーだしまたチャンスになるはず!」

センターサークルの中で受けたパスを、右足でトラップ。
自分は真後ろを向いているので右を見て、チームの左サイドの選手を再確認。
味方のあちこちから「こっち!」とパスを要求する声が来ます。

普通だと、一度バックパスしてから大きく展開するケースだと思いますが
さっきの左サイドの選手方向へ視線を送り続けます。

すると、そのパスコースを切りに来た相手選手!
さすがです。速いです。現役のプロ選手です。

体は完全にコースを切っています。
さらに足を大きく広げて、どこにも蹴れない状態にされました。

しかし、それでも何故かコースが見えていました。
僕が蹴りたいコースが空いています。
蹴るボールの飛んでいくイメージするコースは空いているのです。

それは、大きく広げた長い足の間が、大きな空間になってコースが空いているのです。

元々イメージしていた通り、右足のアウトサイドにかけて、ゴロの速いボールを蹴ります。

コースを切っている相手選手の足の下、間を通って、イメージ通りに右にカーブしながらボールは飛んでいきました。
しっかりと味方まで届き、そのままシュートまで行ってくれました。

「この蹴り方はまだまだ使えるな」
って嬉しくなりました。


何度もゴール前へ飛び込んだり、
味方のシュートのこぼれ球を押し込もうとキーパーの前まで走るのですが、一度もこぼしてくれません。
ま、キーパーやってるのは現役の高校生キーパーなので、そんな簡単にミスはしてくれません。


それでも、最後の試合でまたまたゴール前に飛び込みました。
右サイドから味方がドリブルで攻め上がる時、
ニアサイドへ、つまりゴールの右側へ、つまりドリブルしてくる味方の選手に近い方へ走り込みます。

ニアに飛び込むときは、ほとんどが自分が囮になって、相手選手を連れて行って、ゴール前に相手選手が少ない状態を作るのです。
そして、後ろへ居てる味方の選手へセンターリングが飛び、シュートが決まるというイメージです。

後ろの選手がシュートを打つ瞬間は、一番ゴールの近くに立っているので、つまりキーパーのすぐそばに立っています。
味方のシュートがキーパーに弾かれたら、すかさずそのボールを押し込みに行けるいいポジションなんです。


それは置いといて、

いくら囮になるつもりでいても、本気で走って、本気でシュートするぞ!って顔をしてないと、相手をだます、おとりにならないので、真剣に走ります。


そして、ゴール前を通り過ぎて、キーパーより前へ出るぐらい走ります。

ドリブルしてきた選手がセンターリングするんじゃなくて、直接シュートを狙う時があります。
その時は、キーパーの前に立つことになるので、キーパーからボールが見えないように邪魔をするように立ちます。
そんな仕事もあります。


今回も同じようにキーパーの前へ出てちょうどゴールポストも通り過ぎようとゴール右側まできた時に、
味方のドリブル選手からパスが出ました。

ゴールラインギリギリまでドリブルしてきてからのセンターリングパスなので、すぐ近くからゴロの絶好球が近づいてきます。

え!あれ!
と思っているうちに足元にボールが来ました。
そのまま右足でボールを触れば、ゴールへ打ち込めます。

で、
右足インステップ(足の甲)をボールに合わせに行きます。
ピッタリとあいました!

ただ、合わせた足に力がなく、グラグラの状態。
疲れというか、足を固定する力が無いんですね。
高校生の時はバットみたいに硬く固定できる足してたんですがねえ。
今はふにゃふにゃでした。
なので、ちょうどよく、いい感じの、ばっちりのトラップができました。
ボールは足に当たって、ピタッと止まりました。
普通だったら最高のトラップです。
ゴールのすぐ近くでボールをコントロールできるなんて、すごすぎって言いたいところですが、、、、

残念ながら、蹴り込みたくても止まってしまったトラップでした。


ただ、ボールが止まったその場所は、ゴールポスト(柱)の真ん前、ちょっとだけ右側(ゴールの外側)

あとひと蹴りしたらゴールへ入ります。
それを阻止しようとキーパーの手がボールへ近づいてきます。

あと一蹴りです。
ほんのちょっと足を動かせば。
ほんのちょっとボールを動かせばゴールです。

「あー」
って言いながら、足が動きません。
なんにもできません。

キーパーがボールを拾い上げました。


笑いと、残念がるため息の声が周りから入り混じります。


また来年に向けて練習します。

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