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【高校漢文】「いう」と読む漢字
また最近解いたセンターの過去問です。
長い!そしてダイナミックに返る。
朱紫は高位高官の者の衣服、騶哄は貴人を先導する従者を言っています。
秋毫はわずかなもの。秋の頃抜け変わる獣の毛がごく細いことから。
要するに、わずかな利害にとらわれる高官たちは新開湖の漁師には及ばない、というところでしょうか。
ここでは「道」という字の意味が問われています。
この文では「いヒテ」と読み下すので、選択
【高校漢文】詩賦を善くする銭明経 胸中に幾雲夢をか呑む
今日解いたセンター‘07の漢文で、初めて知った四字熟語が気宇壮大。聞いたことがなかったのは私が非常識なだけかも。
銭明経は詩賦に長け、毎年の試験で決まって上位の成績を収めていた(銭は必ず“冠軍”たり)。
ある年の試験、酔っ払っていた銭明経は試験終了直前まで眠りこけてしまうが、目覚めた銭はその場で次の詩を書く。
この詩を評する言葉として問いに含まれていたのが「気宇壮大」でした。
ついでに七言