あれこれありましたが、【元不登校な大人たちの定期連載】

"不登校経験"をもつ方々の連載広場です/かれらのいま記す文章を集めて掲載しています/連載者は月に1度ライターミーティングに参加可能/いっしょに書いてくれる元不登校生を募集中/DMから✉️↓

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メンバーシップ解散延長のご連絡

不登校ラボメンバーの皆様へ

    • 【あれこれ】「出会い」への回答

      出会うってなんなんでしょう。 最近出会った7つ下の大学生が言いました。 「出会うってそれまでの積み重ねを肯定すること」だと。 文明の利器を使わずに自分の手で起こした火のような熱があります。とても真っ直ぐに、ぼろぼろの手を誇らしげに握手を求められたような気がしました。 3年くらい前に出会ったフリーターが言いました。 「俺は出会うって否定することだと思ってたかもしれない」 「どうしたらちゃんと出会えるようになるのか」と。 わざと不純物を混ぜて作った蝋燭みたいな熱でした。こ

      • 【あれこれ】推しに助けられました。

        みなさんには『推し』がいますか? 私にはいます。今回はその推しに助けられたときのお話をしようかと思います。多分、真面目な話です。 なお、私の推しが誰なのかは名言しませんが察した人がいたら心のなかで握手しましょう。 最初に出会ったのは推しがデビューしたときでした。デビュー前の情報から気になる特技があって実際に目の当たりにするのを楽しみにしていました。 第一印象は「想像していたよりフワフワした子だな」という感じです。 少し癖の強い喋り方、他のメンバーにかける鋭いツッコミに魅

        • 【あれこれ】不登校で失ったものと今の思い

          はじめまして。私は、現在社会人7年目のユカと申します。 中学時代、約2年間不登校でした。 このような寄稿の機会を頂き、大変嬉しく思います。 「不登校だった自分は今どんな生活をしているのか」を記したいと思っているのですが、 必然的に過去のことがメインになってしまいそうです。ご了承ください。 まず、私は中学に入学して初日、隣の席になった男子に机を離されました。急に。初対面で。 おそらく私の第一印象がその人にとって癪に障ったのでしょう。 その日から、その人の近くにいると避け

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        • 【あれこれありましたが、】まとめ
          59本
        • 【帰路の余熱】まとめ
          7本

        記事

          【あれこれ】増す好奇心とあのころの不登校

          みなさまこんにちは!( ꕹ ) 文章を書くことに少々苦手意識がある私ですが、不登校を経て、現在どんなことしてるのかを僭越ながら綴らせていただくことになりました、、!✒️ 拙い文章ですが、どうか雑誌でもパラ読みするような軽〜〜い感覚で目を通して頂ければ幸いです^^ 不登校の私 私は中学1年生の時に不登校になりました。クラスメイトと担任の先生がバチっているクラスで学級委員を務めていた私。学級委員として、片方の側につくようなことはしない、中立の立場でいる、そんなことを考え

          【あれこれ】増す好奇心とあのころの不登校

          【あれこれ】私、光る方へ

          カーテンをすり抜けてやってくる春風は心地良い。私の頬をなぞる。それはとても優しかった。この文章を書いている今日は4月中旬。窓辺から見える桜の木からは新芽が出ている。私の日常は今日も穏やかだね。 はじめまして。 名前は松田佳純(まつだかすみ)。 「何か書きたいけれど内容はないから何を書こうか」と迷っていた。たくさん考えてみたけど思いつかないので、とりあえず自己紹介をしようと思う。 長々とした文章になりそう。と言っても、私は深い人生を送っている訳ではないし、特別な経験をした

          【あれこれ】家庭科室登校だった私

          中学校1年生になってから、勉強も人間関係も上手くいかず休みがちになり、3学期辺りから不登校になりました。 中1の時の担任の先生は仲良くない同級生を私の家に訪問させ「学校においでよー」と言わせたり、家に電話をしてきて出たがらない私に怒って母に「騙して出させればいいじゃないですか!」というような人でした。私はもちろん母も精神的に参ってしまい、母はパニック障害に。 私は「もう一生家から出られないし社会生活出来ない人間になってしまったんだ」と13歳で人生は終わったと毎日思ってい

          【あれこれ】不登校高校生、旅をする。

          不登校当時、一度だけひとり旅をしたことがある。高校3年生の夏だった。卒業の危うい全日制で踏ん張るか、通信制に移ってとりあえず高卒を取るか、そんな狭間の時期だった。相変わらず心は不穏なままだったし、今いる場所で踏ん張りたくともやっぱり空回って下を向く日々。結果的に俺は通信高校に編入することになるのだが、旅はその少し前——夏本番に入りがかっている七夕の翌日に発生した。 学校に行かず、自転車で街をふらついていた「あれ」も、ひとり旅と言えるのかもしれない。感覚としては近いと思う

          不登校ラボ・メンバーシップ活動終了のおしらせ

          こんにちは。不登校ラボの古川です。 不登校ラボメンバーの皆様、また当アカウントの読者の皆様に大切なお知らせがございます。母体団体である全国不登校新聞社の解散に伴い、不登校ラボの行っているメンバーシップ活動を5月末をもって解散させていただくことになりました。 不登校経験者が交流、執筆、取材を通して繋がる場としてnote内にて1年ほど活動を行ってきましたが、それらの継続や団体として変わらず存在していくことが困難であるという結論に達しました。既に関わっていただいている方や今後ラ

          不登校ラボ・メンバーシップ活動終了のおしらせ

          【あれこれ】才能へ導くものは

          今回で3回目を迎えました! 前回の記事もたくさんの反応があり嬉しいです♪ 自分は音楽に出会って様々な変化をしてきましたが、根本はただの音楽オタクから始まったストーリーだと思っています笑 かっこいいモノでもなく、どちらかと言うと泥臭くて大変な人生でしたし、今後もそうなる気がしています。 でもそれが僕の人生だと思ってるので書く事で表現していきます。誰かが楽しんでくれれば嬉しいし、誰も楽しまなくても自己満出来るのでGoodです笑 苦しい事ばかりの人生なら、変換するユーモ

          【あれこれ】幸せになる準備と、不幸にならない準備

          幸せになる準備してますか? 私はたぶん、あんまりできてません。 すこぶる調子の悪い時期を通過して、でもかーっと急上昇したはずの熱も冷えて硬直し始めました。抽象的すぎて意味がわかりませんね。ごめんなさい。 前回に引き続きで何度も言いますが、たぶん仕事を辞めたがっています。この春の面談で「10月までに『やっぱり頑張ろう』と思わなければ辞めます」と言うことに決めました。決めていました。 現実は「10月で辞めようという気持ちでやってみたんですけど、うまくいきませんね」でした。う

          【あれこれ】幸せになる準備と、不幸にならない準備

          【あれこれ】体調不良との戦い方

          今年の2月下旬、心身の体調を大きく崩しました。 その頃は天気や気温、気圧の変化が激しい時期でした。周囲の人達も体調不良の方が多かったですね。 私の場合は常に身体がダルい状態で背中にベッタリ何かが張りついているような感覚でした。さらにイライラと無気力さが凄かったです。 最低ですが就業態度もあんまり良くなかったと思います。家に帰ったらベッドに直行、夕飯作り(我が家の夕飯係は私です)もままなりませんでした。 夕方になると漠然とした不安がついてまわりました。今の健康状態、金銭面

          【あれこれ】特に理由のない不登校経験が自分にくれたもの

          はじめまして。人生ノ素人と申します。 先日、不登校ラボの方から寄稿のお誘いを頂き、僭越ながら初めて書かせてもらいます。 最初ですので、軽く自己紹介をさせてください。 私は今年度から大学4年生になる元不登校で、大学では心理学を主に学んでいます。 小学1年生の頃から中学3年生まで不登校で、フリースクールに通っていました。 今は目標である大学院への進学に向けて、日々"なるべく"頑張っているところです。笑 好きな食べ物はお寿司・蕎麦などの日本食とお酒。唐揚げにはレモンをか

          【あれこれ】特に理由のない不登校経験が自分にくれたもの

          〈5月〉日曜のいばしょ、はじめました。

          こんにちは。スタッフの古川です。 サザエさん症候群なんていいますが、休日終わりはどうしたって鬱々としてしまう時間帯ではないでしょうか。あした学校かーとか、会社かよーとか。そんな「日夜えすけーぱー」な皆様へ。 毎月第1・第3日曜日の20時から22時まで、開放ZOOM「SUNDAY SPACE」を設置いたします。 こちら、不登校ラボ メンバーシップ参加者であればどなたでも参加いただけます。 部屋にいる他のメンバーと雑談するも良し。会話をBGMに何か宿題や仕事など作業するも

          〈5月〉読書会のおしらせ【課題本:車輪の下】

          こんにちは。スタッフの古川です。 不登校ラボ・挫折と読書俱楽部、今月の読書会についてお知らせします。 5月の読書会、課題本は『車輪の下(ヘルマンヘッセ)』。 「少年の日の思い出」などで有名なヘッセの名著をテーマに語り合っていこうと思います。 読書会では、ひとつの物語に対して「一人一人の感想」や「他の参加者に投げかけたい疑問やテーマ」を深く掘り下げていきます。 当日の参加方法は2通りです。 ①スピーカー参加 課題図書を事前に読み、当日は他の参加者と感想を語り合う。 ②

          〈5月〉読書会のおしらせ【課題本:車輪の下】

          【あれこれ】等身大の自分で

          もっと、人に頼りながら生きていけたらなあ。 ときどき私が考えることの一つです。 今の世の中、幸せに生きていくためには、人に頼ることが必要なのではないかと感じています。 人に頼ることが必要だと感じているのに、私は、人に頼ること、人に助けを求めることが苦手です。 どうして苦手なんだろう。 今回は、このことについて、考えてみました。 まず、最初にたどりついたのはこの理由でした。 できないことを知られるのが怖い。 できないことを伝えることで、相手にがっかりされたくな