【動画制作】おさえておきたい動画構成のコツ
以前、動画は「集客」に非常に効果的である。と、ご紹介しました。
動画を活用することで話している人の表情や声、雰囲気や人柄が自然と伝わるため、信頼関係の構築がスムーズに早く、深くできます。
この動画を生かすため、今回は動画制作における構成について取り上げてみたいと思います。
撮影の機材や撮り方も大切ですが、ここを疎かにするとイタイ動画になってしまうかも…。
・これから動画を作成される方
・作成したもののアクセス数が伸びない…
など立ち止まっておられる方にも、参考にしていただければ幸いです^^。
それでは、どうぞ!
1.テーマを決める
集客といっても目的は様々です。
例えば…
・商品を購入してもらう
・webページにアクセスしてもらう
・商品や会社のことを知ってもらう
どの目的にしても、ポイントは「動画を見た後、視聴者に行動してもらうこと」です。
□動画をみて、商品が欲しくなり購入してもらえるよう誘導する
□動画で紹介された内容が気になり、視聴者自ら検索しアクセスを促す
□動画で発信された情報から、商品や会社のことを認識をしてもらう
目的によって引き起こしたい行動は異なります。
この目的が明確になっていないと、次の構成を練るステップのところで伝える内容がブレてしまい、伝えたい内容が伝わらず、思った効果が得られない可能性が出てきます。
そうなると興味をそがれ「退屈な動画」「よくわからない動画」として印象付き、最後まで視聴してもらえなくなります。
最悪の場合それ以後、動画を視聴してもらえないなんて結果に繋がってしまうかもしれません。
そうならないためにも、どういう効果を期待した動画なのか?
作る目的をしっかりと認識し、設定する必要があります。
2.構成を練る
構成で重要なのは「ストーリー性」です。
視聴者は情報を求めて動画を視聴します。
自身の欲している情報が得られる、問題が解決する事がわかる動画であることが重要です。そのためには「不足しているものが満たされるストーリー」構成が最も効果的であるといえます。
さらにストーリーを組み立てる時に「6W1H」を使って、伝える内容や対象・状況を明確にすると相手に響く動画を作成することができます。
6つの“W”を明確にし、”HOW:どのような動画を作るのか?” を導き出してみましょう。
【6つの”W”】
WHAT 何を?
紹介したい「商品」、商品を紹介する場合であれば「名前」「使い方」など動画で伝えたい物や事柄です。
WHY なぜ?
動画を作った理由です。「商品の認知度を上げる」「売り上げをUPする」「ファンを増やす」など得たい成果を明確にします。
WHO 誰が
伝えるのは誰なのか?によっても、視聴者の印象は変化します。
動画でプレゼンや商品紹介してくれるのは「社長」なのか「商品作成者」なのか…誰からのメッセージなのか?によって視聴者の感情へアプローチすることが可能になります。
WHERE どこで
作った動画を視聴者はどのような場所で見るのかを想定します。
動画チャンネルのおすすめ動画で目にするのか、意図的に自身で検索し目にするのかによって視聴者の関心レベルが異なります。
それを動画作成の際、加味することも構成を考える上では必要になります。
WHEN いつ
目的をもって検索している時に視聴されるのか、たまたま空いた時間にネット検索をしているときに偶然目撃し、視聴に至るのかによって視聴者の状況や目的が大きく変わります。
「動画にかける視聴時間」や「視聴時に想定されるシチュエーション」もこれにより異なります。
WHOM 誰に
この動画を見てほしい、という視聴者を明確にしましょう。
動画もコミュニケーションの一つです。コミュニケーションをとるには相手が必要ですね。伝えたい相手を明確にすることで伝え方やアプローチ方法が変わります。
HOW【どのように】
上記の6Wをふまえて、この先の台本作り・撮影・編集・配信作業を行います。6Wを明確にしておくことで本来の目的がブレそうになった時に再認識することができます。
本来の伝えたい内容からズレないためにもしっかりと作成しましょう。
「構成」は最も重要な工程ですが、初心者は「時間がないから撮影しながら決めよう」「撮影した物を組み合わせて動画を作ろう」と後回しにしたり、疎かにしがちです。
ここまでの作業で、まだ撮影・編集が終わっていないにも関わらず動画の仕上がりがほぼ決まったも同然です。
手を抜かずにしっかりと構成を組み立てましょう。
3.動画をイメージして台本にする
動画撮影前に台本を作成しましょう。
台本を作成することで、取り直しの手間や、不足した素材が判明し作業を中断するなどリスクを避けられます。また、練った構成案をもとにセリフやテロップを考えることで必要な情報を簡潔にまとめることができ、ダラダラと間延びしてしまうことを防げます。
再生時間も重要で、長くなれば長くなるほど、最後まで動画を視聴してもらえる確率は低くなってきます。
皆さんも、「だらだらと話が長い動画」や「結局何を伝えたいのかわからない動画」を最後まで見るのは苦痛なのではないでしょうか?
もし見終わった後も時間がもったいなかった…など残念な気持ちになったこと、あるのではないでしょうか?
そうならないためにも動画撮影前にどのような流れにするのかをイメージして作る台本は重要になります。
台本といっても大層なものを用意する必要はありません。
動画の流れに沿って、シーンごとに
・セリフ(視聴者目線に立ち、難しい言葉や専門用語は避ける)
・使用する挿絵や画像
・必要なテロップ
・カメラのアングル
・背景などの撮影場所
を書き出し、まとめていきましょう。
まとめ
動画もコミュニケーションの一つです。
集客する目的は様々ですが、共通して言える事は「動画を視聴してもらい、視聴者に行動に移してもらう事」です。
そのためには自身の欲している情報が得られる、問題が解決する事がわかるストーリー性のある動画を作成し「この動画で何を伝えたいのか?」を意識する必要があります。
相手が動画を視聴する状況や目的を掘り下げ、視聴者に届くように構成を練るためです。
そして、撮影に入る前には視聴者が見やすく簡潔に内容が伝わるよう、流れをイメージした台本を作成し、最後まで視聴してもらえるよう工夫しましょう。この工程を疎かにすると動画の仕上がりに大きく影響します。
どんなに素敵な動画でも、見てもらえなければ意味がありませんもんね!
あなたも一緒にフトイック!
今日もふといっくな時間をお過ごしください☆
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