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介護施設を選ぶ時は良い職員がいる施設を選んだ方がいい当たり前の理由
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介護施設や老人ホームの選び方に悩まれている方へ
こんにちは。
名古屋で社会保障制度の調査代行をしている社会福祉士の稲山です。
なぜ?と感じていることは「筋トレは辛くて辞めたいけど、懸垂だけは大好きでモチベーションが上がり続けていることについて」です。
介護施設の選び方
介護施設を選ぶ時は「良い職員がいる」施設を選んだ方がいいです。その理由は、施設は「生活」をする場所で、そしてそこに入居される方は施設職員の助けを必要としているからです。
高級ホテルのような建物、ウォーターベッドが置いてある、パティシエの資格を持つ職員の手作りおやつ…のようなハード面は、あるに越したことはありません。しかし、すべて「オプション」です。
「生活に困り、助けが必要」
施設とはそういう場所です。介護施設を選ぶ時の最優先事項は「良い職員がいる」です。
Q.「良い職員」とはどういう職員ですか?
A.「嫌だな」と感じない職員です。
職員の服装や話し方、所作やルックスなど、それを良いと感じる人もいれば、そうでないと感じる人もいます。肝心なのは、あなたや入居する方がどう感じるかです。そして、良いと感じる職員なんてそうそういません。良いと感じなくても「嫌だな」と感じない、それがここでいう「良い職員」です。
Q.「良い職員」はどうやったら分かりますか?
A.会って、見て、話す。
時間と労力をかけて、あなたや入居する方が「良い職員」かどうかを判断するしかないと思います。少しでも多くの情報を収集をする方法として
・施設見学の回数を増やす。
・お昼前に見学に行って一旦帰り、午後もう一回行く。滞在時間は変わらなくても接触回数が増えることで、職員の別の一面が見えるかもしれません。
・施設の説明をしてくれている職員の話を聞きながら、他の職員の動きを観察する。
・職員に契約事項のほか、少しプライベートなことも聞いてみる。
まとめ
今回の記事で「施設選びの裏技」のようなことはお伝えできませんでした。社会福祉士として、たくさん(施設に訪問し契約内容の説明を受けた回数は100を超えます)の施設を見てきた経験から伝えられることは
・施設選びの最優先事項は「良い職員」がいる。
・みんなにとっての「良い職員」はいない。あなたと入居する方にとって「良い職員」かどうかを判断する。
・施設見学=職員見学。
・施設選びには時間と労力がかる。
「生活」をする場所は大切です。大切な人の大切な場所選びに、今回の記事を参考にしていただければ幸いです。