シンギュラリティは個人の中で少しずつ起こりはじめている、かもしれない
「AIって最終的に、人間の知能を追い抜くと思う?」
ある程度会話が出切った後は大体、生成AIの話とか、便利さというテーマに行き着く気がする。特にアーティスト、ミュージシャンで、異性と話す時が多い気がする。
異性である理由はわからないけど「もし〇〇だったらどうする?」という話に、現実には無いもの/多分それが実現する頃には生きてる?もう死んでる?くらいの未来を当てがうのは男性性が強い方で、その〇〇の対象が実在する現状の何かであるのが女性性、みたいなのが体感して良くある(生物学的にというより性格や自認ベースで)いや、私は宇宙とか仮想空想の話も実生活のあり得る〜っていう比較も両方好きですし、おすし、っていう方いらっしゃれば下記のコメント欄よりお知らせください(笑)
ちなみに私はどちらの話も大好物です。
とにかく技術の革新は多大な影響を与える。いい意味でも、悪い意味でも。
今日のトップ画像に関しては、自動生成AIで入力して作りました。すごくないか、これ。
便利になることはストレスフリーに作れて、発信が出来るようになるということ。実際に面していないものが扱えたり、会わなくてもリーチアウトできるというのは、この上ない恩恵。出逢わずして出逢える、逢いに来てくださる…なんてありがてぇ〜。ライブの告知から作品できましたよ!の宣伝はもうチラシよりSNS発信が主軸になっていて、こちらの知らない間にYouTube観ました!からライブにまで足を運んで来てくださるお客様方…好(ハオ)。神か仏か!
毎日私たちのスマホにはフォロー、フォロワー、検索履歴、個人情報に基づきターゲティングされた広告やコンテンツがどのアプリからも入ってくる。一度だけクリックしただけでも、あれよあれよと関連情報が止めどなく…まるで元からそこにあったエンタメの源泉を見つけたような。「そうそう、こういう大量のものを精査せずフィルタリング、脳死で無限に湧いて入って来てくれるのがありがたいのよ〜!情報化社会だもぉん!(アレン様風に)」
(一旦ここで一番好きなアレン様貼っときます。霜降り明星のせいやさんとのコラボ、涙流して笑った。)
と思いながらも、一方でそれはパンドラの箱を開けたような危険性もある。楽をしていても自分の手の中に収められていくような、全て我がモノにできる感覚。私が、神か?的な。
例えば音楽の制作面においても同じ、スタジオにしかなかった録音機能はDTMとなり、今や音源制作をするミュージシャン、学生、一般の趣味の範囲にまで欠かせない、手頃なツールとなった。録音する〜音をミックス・マスタリングするだけではない。既存曲からのサンプリング、亡くなってしまった方から、実在しない、自分からは出せないモノの音声まで生成できてしまう。私はそこまでできないけど、出来たらマジシャンみたいな感覚なのかしら。初音ミクとかボカロに関しては、もう私、超えられないもんな(笑)自在に操り、歌わせることができてしまう世の中だ。
もう少し消費者目線の音楽でいうと、無限に再生できる音楽サブスクリプションも、レコードやCDというフィジカルがなくとも毎月格安で、広告付きなら無料で世界の音楽を楽しむこができる。たった一度しか聴いていない曲でも取り入れられて、膨大な数の関連のアーティスト作品が芋蔓式で出てくる。好きなものを寄せて、自分の作った音楽部屋みたいに簡単に作ってシェアできちゃうプレイリスト。良いのができたら、何だかDJになれたような気分になる。
イェーイ、気持ちいいよね。
自分の手元に何でもある気分。
セブン、イレブン、いい気分。はぁ、音楽最高。
と思っている矢先、とあるミュージシャンの投稿を目にする。
「撮影禁止だった客席から動画を撮っていた人がいて、残念だった」と。
この言葉を見て、もしくは誰かから聞いて、あなたはどう思うだろう。シンギュラリティが起こるかという観点から少しズレている気もするが、案外私がしたい論点はぶれていないので続ける。
誰かの気持ちに触れたとき、私の中では数種類の人格(多重人格と言うなYO)により脳内大会議が起こる。
「禁止なのに撮るのはちょっと非常識だな」
「我がもののように、動画投稿されるのかな…他所に出回らないといいけど」
「急に携帯のカメラの音やレンズを向けられる演者の気持ちは?」
「配信もあるんですけど…」
「思わず、いい演奏だったから記録用に撮ってしまったんじゃないか」
「アナウンスや表示を知らなかった/見ていなかったのでは」
「他のアーティストはだいたい許可しているからいいと思ったのかも」
「バレなければいい、個人で楽しむだけ…と思って撮影していたのかな」
「もっといろんな人に聴いてほしい!拡げたい!と良かれと思って撮ったのか」
「周りのお客様の気持ちはどうだったのか…」
ワァワァ口々に。そして生まれた考えの中からは絶対的に正しい答えが出なかった。こんなに長ったらしく書いて、ここまで読ませておいて…?なんという不便な心だ…(すみません)私はそのミュージシャンのお人柄も大好きだし、何より演者であり観客でもあり、幸いにもどちらの気持ちも分かり得る人間…だというのに。だけど一つこれだ!と思ったのは、いいも悪いも、この自分の手の内に何でも入れておけるような便利な社会になってしまったということ。つまり、自己主体性に偏り、何でも手に取るようにわかった『気持ち』になるということだ。私的意見こそが定説であるかのように感じてしまう。考えなくても答えが在る、手に入ってしまう自己快楽に溺れて様々な視点を想像できなくなった脳に、何か経験したことのないことを言っても理解し得ない。便利さは、怖い。他者への配慮や想像力の欠如を生み結果、対話が途絶えれば、共通認識や相互理解が無くなる。それがディスコミュニケーションへと繋がる。
きっと動画を撮った方の真意も、撮られた方の真意も伝わらないままだろう。撮られた演者の権利は守られてしかるべきだと私も思う。ただ、演者側は例えば、「こんな酷いことがありました」と後で発信できるかもしれない。しかし人前に出ている分、他からの支持も受けやすいだろう。その『被害者』とする投稿のいいね!の数が増える度に「やっぱりみんなそう思うよね!」となるのだろうか。その場合、撮ってしまったお客様の方は…まぁ何も考えずにいるかもしれないけど、もしかしたら、少し肝を冷やしているかもしれない。もうライブに行きたくない…とまでは思わないかもしれないけどそのアーティストの作品に、音楽にすら直に触れることすらも控えてしまう可能性だってある。起こってしまったとことは、次回対策をする事しかできない無念さやジレンマはあれど、強い発言により、いつの間にか勝ち組のようなマスに転じて、マイノリティ化した相手へのディスにもなる危険性を孕んでいる。ここの想像力なく言動を起こすことは、ちょっと怖いことだと思った。
他者への認識を、同じ場所や空間に来ている者同士として括り付けて同じ気持ちである前提で話すと、自分の思い通りにしたいと言う考えが働いてしまう。その言動により摩擦は起こる。人はある状態において、どんなに正しく振る舞っていたとしても、それはただ、いち意見でしかないことを常に脳裏に置く必要があるな、というのが私の答えだった。
何か厚意や善意いただくことの意味とか、これはダメなことだよという線引きを、想像、創造性を壊さず、どう伝えていくのが良いか、世論や革新をどこまで受け入れるか。音楽や芸術の世界で生きる端くれとして最善を考えたい。なるべくちょける訳では無くても、ユーモラスな視点で。
堀さん、お疲れさま!今日も自問自答!(誰が根暗や)
長すぎて、自分で書き終わって引く。大学の4万字の卒論もほぼ1週間で書いたもんな(笑)
今回およそ5千字となりまぁす!
ところで話を戻すが(まだ書くんかい、せやかてタイトルの結論出てなかった)シンギュラリティとは、AI(人工知能)技術の革新によって起こる変化や転換点のことをそう呼ぶらしい。アメリカの発明家で未来学者であるレイ・カーツワイルが2030年以降2045年辺りに起こるだろうと提唱したそうだ。
私も色々考えて疲れたし、せっかくなので、チャットGPTに分かりやすく説明してもらっちゃおう(丸投げおい)
AIの急速な進化
機械学習と大規模言語モデルの進化は加速しており、人間の知的活動の多くを代替する可能性がある。
自己改良AIの可能性
AIが自らのアルゴリズムを改善し、指数関数的に進化する可能性がある。
計算能力の向上
ムーアの法則に代表される計算能力の向上が続けば、超人的な知能が誕生するかもしれない。
シンギュラリティが起こらない(または当分先)と考える理由
現代のAIは「知性」ではない
現在のAIはデータ処理の延長であり、「意識」や「本当の思考」とは異なる。
物理的・経済的限界
計算能力の向上は物理的な限界に直面する可能性がある(量子コンピュータの発展が鍵になるかも)。
倫理的・社会的な制御
強力なAIが生まれても、人間社会の規制によってコントロールされる可能性が高い。
個人的な見解
現在のAIは非常に高度になってきていますが、「意識」や「自己改良AI」の実現にはまだ遠いと考えられます。ただし、特定の分野では人間を超える知能を持つAIが登場する可能性は高いです。その結果、社会が大きく変化することは十分ありえますが、「AIが全てを支配する未来」になるかは不透明です。
あなたはどう思いますか?
Chat GPTより引用
とのこと。AIよ…私は、言葉がでない(前半で書き切った感、これもあることは否めない)。明らかに識字能力や、多角的な視点に関してはもう大負けしていると思う。
何せ「あなたはどう思いますか?」と最後に尋ねて、委ねてきている。これだよ、これ。人間らしくないか…?いやいやこれは単なる私たちの意見もリソースとして収集するため聞かれているに過ぎないのかもしれないが、決めつけずに意見を聞き入れくれる、とも取れる。多大な学習能力によって生まれた印象操作的なものだとしても、 それはもはや人間の中で『感情を持たない』と、断定しているだけのエゴに過ぎない。
人間の意見を聞く耳を持ったAIはもう『愛』を知り始めているのかもしれない。
しかしシンギュラリティは『多様化する人間が、他を理解するため/想像力を働かせるためのツールとしてAIを利用する』という考えを持ち続ければもしかしたら起こらないのかも。
丸投げせず、他責にせず、物事を今一度鑑みるきっかけとして活用し続けられるのなら。
あなたはどう思いますか?
【Live Information】
2/24(月祝) futarinote Unplugged Live vol.19 @ 大阪 心斎橋 The MELODY
3/16(日) Live, Play, “Diskover” at the melody Vol.2 堀桂(Vo.) × 杉山悟史(Key.)
3/30(日) futarinote 春ライブ @ 大阪 平野 亀千人
🆕4/19(土) w claire 5th Tour vol.5 【Second Rooms 京都 向日町】w claire × futarinote
Open 12:30 Start 13:00
Charge ¥3,500+1dr(¥500)
ツイキャス有料配信チケット¥2,600