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メッセージ?

昨日の受けたスピリチュアル系のワークショップのワークで、光の世界に行って、そこにいる人たちからのメッセージを伝えてくださいとのお題目。誘導瞑想の後に、私の口から出た言葉は
「世界には善悪はない。
善悪と決めているのは人間である。
それぞれの命は、そこで体験したくてそこを選んできたのだ。
だから、今ある状況を味わいつくせ。
そのために生まれて来たのだ」
ということであった。

これまで読んだ本の影響があるのかなとも思ったが、言葉に出しながらも、それでも、それでもさ。
と思ってしまった。
体験したくて選んできたというのは、あまりにもあまりにも…
最近「ブラッドランド」を読み終えたばかりであったせいかもしれない。
あまりにも多くの人たちが命を奪われた。
一方は、ノルマを果たすために命を奪ってきた。
平常時であれば、ごく普通の人たちが、国の大義名分を掲げて人の命を奪う。罪悪感もなく、熱に浮かされたように罪を重ねていく。
かつての日本人が経験してきたことでもある。いや、世界規模に起きていたこと。
もし、再び、同じ状況に遭遇したら…
それもまた、私が経験したくて選んできたと言えるのだろうか。そして、味わいつくすことをするのだろうか。

無理だな。
そこまでは、さすがに無理です。
それぞれの日常を続けているうちは、その言葉はすんなり入るけど、現在、世界中が不穏である中で、そのようなことを言われたって…だる。
味わい尽くすほど余裕はない。
個人の力ではどうにもならない、そして、正義の味方や英雄と言われる人たちが待っても待っても来ないような世界に身を置かざる得なくなったら、私は耐えられるだけの自信はない。
それでも、「神は超えられない試練を与えない」「夜明けがこない夜はない」と自分に言い聞かせて耐えることはできるのだろうか。
夜明けが見えればよいが、その先は、更に真っ暗な暗闇であったとしたら、自分の境遇を嘆き、悲しみ、絶望や無力感しかないのではないだろうか。

「カルマ」なのか。
これまで自分の行いがカルマとして与えられる試練?
自分でカルマを解消するしかないらしい。
カルマの源を見たこともない人間が他人のカルマなんぞ解消することなんぞできるはずはない。
他人のカルマを解消できるなどの戯言をいう人の先は、、大変だ。

結局、だれもができることは、今できることをするほかないということだろう。

孤独、、そして孤高か。

そういえば、同じようなワークをしたときに、お題目が「虹」であったときに、その答えは、
「虹など存在しない。
ここにあるのは真っ白な光しかないのだ。
すべての彩は幻。
人間だと思っている者たちが、見たいように作り出しているものでしかない。
七色の虹を描くことで、心を癒しているに過ぎない。
これからたくさんの虹を見ることになるだろう。」
ということであった。

イメージで浮かんできたことを言葉にするには、私の語彙力、表現力は拙いが、そのようなことを私の口を通して伝えてきた。

私の想像かもしれないし、そうではないかもしれない。

つくづく、人はそれぞれ、己が見たいように信じたいように見ているし、信じている。
なので、これは約80億分の1の作り出した世界ということで…

あなたの世界はどんな世界?




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