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『旧市町村日誌』 63 いくつかのポイント 文・写真 仁科勝介(かつお)

1月30日(木)晴れ

身体は大丈夫です。疲労感は、70%ぐらい。100%を超えると「無茶」の部類だと思いますし、歯止めをかけられるのは自分自身なので、これからも気をつけていきます。

 

いま、自分ができる疲労を抑える方法は、睡眠と宿をできるだけきちんとすることです。睡眠はすでにリズムがあるので、できるだけ崩さないこと。そして、宿は高い宿に泊まりたいわけではまったくないのですが、できれば朝食を食べられて、できれば湯船があるところを選んでいます。そうすると、結果的にこれまでのネットカフェよりは高くなります。

 

お金に関しては、ずっと厳しいなあと思いながらやっています。前回の旅も今回の旅も、自己資金ですし。でも、いま、「使うべきときにお金を使う勇気がないとあかんやん」と感じているので、旅の序盤よりも、宿代はかかっています。お酒やお菓子は全然買う気にならないので、安上がりな方のボディだとは思っているのですが。

 

そして、いまの旅のターニングポイントは、寒波です。三重県を旅していますが、雪が舞った日もありました。和歌山県や奈良県では、山間部にも訪れますし、ライブカメラを見て、行きたいまちは積もってるなあ、とかもチェックしています。旅の再開後からは、予備のスノーチェーンを装備しているものの、できるだけ使わないための選択を重ねることが、最善策だと感じています。

 

一応、そうした対策としてはプランB、C、Dぐらいまで考えていて、来週見込まれている寒波の際には、プランBにしようかなと考えています。大げさなプランではなく、カブには乗らず、公共交通機関を使おうかな、という考えです。もう少し天気予報を見つつ、決めるつもりです。

 

ここから先も、諦めずにやっていきます。もちろん選択は続きます。それらを積み重ねていくときに、心の内側で自分が察する “中途半端”さ、“逃げ”になってしまわないように。無茶はしませんが、思い切りのある選択はできるように。




仁科勝介(かつお)
1996年生まれ、岡山県倉敷市出身。広島大学経済学部卒。
2018年3月に市町村一周の旅を始め、
2020年1月に全1741の市町村巡りを達成。
2023年4月から旧市町村一周の旅に出る。


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