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自己る旅#01 「二見noteはじめました」松原タニシ

二見書房さんのnoteに文章を書かせてもらえることになりました。

本来ならば去年からはじめて、ブログみたいに2021年大晦日の「松原タニシのおそうしき」に向けてリアルタイムに近況を発信していこうと思っていたのですが、まったく手付かずのまま2021年を終えてしまいました。

もう2022年になってもう結構経ってしまってるわけですが、年が明けてから僕はまだほぼほぼ何もしていません。

今年を新たな気持ちでスタートさせるには、去年一年の出来事を振り返らなければ前に進めないなぁと思い、こちらでざっくりと2021年のことを書いていこうと思います。

まず「おそうしきって何?」ってことですが、去年は僕にとって「すべてを失くすかもしれない」という一年でした。

番組の企画で事故物件に住みはじめてから4年目の2016年、ラジオのイベントで僕の顔だけが真っ黒に写った集合写真が撮れました。

その写真を見たあるお寺の住職に「タニシさん、あと5年ですべてを失います」と忠告され、去年2021年がそのすべてを失うかもしれない5年目の年だったわけです。

書籍『事故物件怪談 恐い間取り』「黒い人」にも余命5年のエピソードを収録

そこで、「すべてを失うかもしれないなら、悔いの残らないようにそのつもりで過ごしてみよう」と思い、たくさんの関係者に協力してもらって「お通夜」と「生前葬」を計画しました。

「松原タニシ ライブ通夜―(ライブツヤー)2021」in 大阪BIGCAT

そしてそれに向けて「すべてを失う」≒「死」を意識して一年を過ごしてきたのです。年が明けて、結果失っても失っていなくても、その経験はこのタイミングでしかできないだろうと思って。

というわけでこれからちょくちょく、2021年を清算すべく、なるべく一気に振り返っていきたいと思います。よろしくどうぞ。

「おそうしき」二見書房からの供花 in クリエイティブセンター大阪(名村造船所跡地)

松原タニシ(まつばら・たにし)
1982年4月28日、兵庫県神戸市生まれ。松竹芸能所属のピン芸人。
現在は「事故物件住みます芸人」として活動。
2012年よりテレビ番組「北野誠のおまえら行くな。」(エンタメ~テレ)の企画により大阪で事故物件に住みはじめ、これまで大阪、千葉、東京、沖縄など13軒の事故物件に住む。
事故物件で起きる不思議な話を中心に怪談イベントや怪談企画の番組など多数出演する。

タニシさんと二見書房社内で暮らしていたワンコ、こうすけさん



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