誕生→3カ月 よく話しかけ、触れる。
赤ちゃんが生まれてから3カ月程度はゆっくりとスキンシップをとっていきたい。焦らず、赤ちゃんのペースに合わせて抱っこしてあげたり、お乳を飲んだり、眠ったりと、出来る限りストレスのかからない安心できる環境を整えていく。
しかしながら、この時期は細胞も超爆発的に増えていっているので、プラスアルファでいろいろ工夫しておくと、いつか何かが目覚めるきっかけになるかも!?
■感覚構成
視覚、嗅覚、聴覚、触覚、味覚など、まだまだこれから。
しかしながら、母親の母乳や、肌から出るニオイや、肌に触れた時の感覚に安心感を感じるという神経は既にできあがっているため、父親としては、自分の存在を早めに認識させておきたい。(これは願望)
■視覚、味覚
まだ見えないし、分からない。特に何もしなくてよい。
■嗅覚、触覚
母親を識別する感覚がしっかり備わっていると思われる。母親自身が鼻歌を歌ってあげたり、やさしく撫でてあげるとよい。
父親も、赤ちゃんに無理をさせない範囲で抱っこしてあげたり、声かけをしながら撫でたりして、安心できる存在であることをゆっくり認識してもらえるようにする。
※肌の状態
生後3カ月までの肌は、赤ちゃん肌というくくりの中でも、細胞分裂が活発に行われている時。とてもデリケートな状態のため、愛おしい気持ちが先だって過剰に触り過ぎないように注意しておきたい。
また、ボディーソープも要注意。僕も、赤ちゃん用のボディソープなどを使っているが、中には「赤ちゃん用」というパッケージに隠れて、余計な化学成分を入れているものも少なくない。変なものを使わないように気をつけること。
僕(父親)ができること
この時期は、あまり父親はでしゃばらない方が良さそう。
赤ちゃんはお母さんに依存している状態のため、しっかりその環境をサポートしてあげることの方が優先順位が高い気がする。
どちらかというと、赤ちゃんに対してではなく、出来る限り妻自身のストレスがかからないよう、普段の生活をサポートしていくことが主要な仕事となるのではないだろうか。
その中でも一番大きいのは「夜泣き」「お乳飲まない」問題かもしれない。
「夜泣き」については、その対応で寝れなくなってしまうため、母親にも大きなストレスがかかる。そのため、妻に任せず、僕は率先して夜中のミルクあげなどを行うことにしている。その献身的な姿は動画に保存しておこう。
これは、将来「お父さん嫌い、近くに寄らないで!」など言われるようになったときに、妻から僕の献身的な姿を娘に見せてもらい、「やっぱりお父さん、大好き!」と我が子の心が離れていってしまわないようにするための、大事なカードとなります。笑
よこしまな心ながらも、結果として、
妻も助かる。僕も助かる。
Win-Win です。
なお、お父さん側には、寝れないと仕事にひびく。だから、出来る限りお母さんが一人で対応して欲しい。と考える方も多いのかと思いますが、仕事上、社内の信頼関係構築をしていく上で、仕事で高いパフォーマンスを出していくためには、そういう考え方もあるのかな。しょうがないかな。と感じるところもあります。が、僕は逆です。
この大変な時期はすぐ終わってしまう。
僕の人生の中で、「赤ちゃんを育てるという経験」は、今この数カ月しかありません。また、「娘の赤ちゃん時代」を妻とともに戦うことも今だけです。
だからこそ、その大変さを楽しみたいし、大きくなった時の娘に、「君の小さかった時はこんな感じでよく泣いて大変だったよ。でもね、ダディがこうすると泣き止むんだ。君は生まれた時からお利口だったね。」
と、娘と僕のつながりの会話とできるようにしたい。
子供が、「自分は親に愛されている」と感じるには、それなりの根拠があり、いろいろなエピソードが出てくるはず。
僕は父親として、その気持ちをしっかりと行動とともに伝えていき、娘の「自己肯定感」を養っていきたいと思う。