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夢があるなら今日を生きよう/歴史的概念・第20段落目/

こんにちはみなさんふうです。

今日も外は暑いねーもうさっきコーヒー買いに出かけたら世界がゆがんで見えたもんね。なので俺は家にずっとこもってるいまのところ。これからちょいと友達の展示件ライブ見に行ってくるけどもう夕方だから涼しくなってるかなー?

なってないよなーきっと。でもおれは辛いとしても夏が好きさ。

さあさ、今日も本文行ってみよう。公民権運動にかんしてだね。アメリカの音楽ってのはホントに黒人と白人の関係性の中で切磋琢磨されてきたと言っても過言ではない気がするよねもうここまでくると。

以下引用 

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60年代半ばから後期を通じ、公民権運動は多くの白人保守層から激しい抵抗にあい続けた。公立学校統合の案は、かつては締め出されていたアメリカ黒人学生のカレッジ入学許可から始まって強制バス通学(busing)を実施させるまでになった。この制度は公立学校における黒人と白人の生徒数の比率を学区内の水準まで確保するため、若い学生を学区外の学校に、子供を学区内の学校に振り分けて通学させるもので、強制バス通学にかんしてひんぱんにあがった不満の声の背景には、それによって自分の住んでいるところが統合区域になるのではないか、あるいは白人にとって土地価値の低下に繋がるのではないか、という怖れがあった。アメリカ黒人が平等権を求めて暴力に訴えることが多くなると、キング牧師など黒人リーダー達は、人種差別の撤廃に向け、暴力を減らし平和的で積極的な運動をすすめるために活動した。ロックではジェームスブラウンが、「Say It Loud,I'm Black and Proud」(1968)といった歌を歌ってキング牧師の達の理想を支持し、暴力や破壊ではなく勤勉に勤め、人種的誇りを持とうではないか、と鼓舞した。

引用元~ロックミュージックの歴史 キャサリン・チャールストン著 佐藤実 訳 発行所 音楽之友社~
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白人の住んでいるところに黒人が移住してくると、白人はみんなものすごいびびったわけだよね。中流階級の白人たちは投資の意味もこめて土地と家を買っていたので、あくまで土地の値段は上がり続けてくれなければ売りに出す時に損になってしまうという。お金を持っている人はもっとお金持ちになっていく仕組みになっているのがアメリカだとなんかNet flixのなんかでもた気がするわ。日本もそうなのかもしれないけれど。まあそんな白人たちにとって、実際黒人が住み始めることによって土地の人気が下がってしまうということはつまりそれ白人たち自身が土地の価値を決めるわけだから、法律でどうなろうと人の心から変えて行かねばならなかったであろう。そもそも教育ってものはある種洗脳であって、黒人イコール奴隷で育った世代から受けた教育で育った人から受けた教育とかのクッションを挟んではいるもののまじで黒人に対するイメージを拭うのはなかなか難しかったのではと予想。ニューヨーク近郊は自分で見に行ってきたからわかるけどやはり今でも黒人と白人は居住区が分けられれるところが全然ある。今でさえ完全に差別がなくなったわけではないからね。マジで黒人による公民権運動ってのはスーゴイ粘り強く次の世代まで伝えていくようなメッセージをもってやっていたんだろうと思われる。キング牧師のね、暴力ではなく頭よくなって、技を磨いて黒人という人種の能力の高さを見せてやろうじゃないかというそういうね、要するに今すぐに解決するんじゃなくて忍耐を選ぼうというそれは俺だったら付いていくわそんなメッセージ性にはね。

またこの時代は黒人ミュージシャンが公民権運動に積極的に関わっていたりしたようだね。このまえnet flixでニーナシモンのドキュメンタリーを見たけど、彼女もまた黒人の誇りを取り戻す活動に重きを置いていた時代があって。だけどあの人の場合はキング牧師とは対照的で、白人はぶっ殺せくらいの過激派に偏りすぎてた。そのためか音楽よりも暴力的発言が目立ち始め、業界から干されてどこか行方をくらましてしまう。しかし昔の仲間が世界中を探し回ってやっとヨーロッパで見つけた時にはホームレスになっていたというね。あんだけ音楽的天才中の天才がホームレスってやばいよね。この前この話をWalkings吉田としてたら、ジャコパストリアスもホームレスになったりしたらしいな。天才ってのは極端ですねホントに。まあニーナシモンはもうおばさんだったけどそのご地道に音楽活動を再開して地道に地位を取り戻していくんだけど、ああまじであのドキュメンタリー面白かった。「ニーナシモン魂の歌」というタイトルの映画だ。よかったら見てみて。

そんじゃ今日の締めはジェームスブラウン行ってみよう。


まーたーねー!

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