国会で審議される双子育児

2019年12月3日(火)厚生労働委員会にて、多胎児家庭支援についての質疑、答弁がありました。詳細はこちら

「多胎育児のサポートを考える会」代表・市倉さんが個人でアンケート調査をはじめたことが出発でした(9月24日)。私と中村さんが厚生労働省で行われた記者会見(11月7日)に立ち、その後、多くのメディアの取材を受けました。NHKのニュース9での紹介(11月7日)、東京新聞は夕刊の1面で大きく(11月19日)、日経新聞の社会欄にも取り上げていただきました(12月3日)。取材を終えた記事の掲載を待っている媒体もまだあります。

立ち上げからスピーディーに進む背景には、2018年1月に起きた三つ子の事件が社会に与えたショックの大きさが垣間見えます。そして、働き方を見直す風潮があり、子どもの虐待防止に多くの方が強い関心をもっていること。また、少子化が進む中でも双子の割合は増えている事実も、理解が進む理由かもしれません。

何よりも、これまで言葉を持たなかったマイノリティ当事者が、苦労を表現し自らを語る言葉を持ったこと。これが社会に置き去りにされていた多胎児家庭にスポットを当ててくれました。

答弁の中で、加藤厚生労働大臣が答えます。「何が本当のサポートに繋がっていくのか。」「多胎児家庭への支援を拡充するという観点で、来年度の概算要求にいくつかの施策を入れている」

多胎児家庭の1人として、できることを続けていきたいと思います。

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